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【鬼滅の刃】我妻善逸の全プロフィールと考察【年齢・技・刀】

鬼滅の刃

『我妻善逸』は漫画作品「鬼滅の刃」の登場キャラクターです。

同作品に登場する主人公「竈門炭治郎」の友人であり、同僚と呼べるキャラクターの一人で、物語の中心に関わる立場にいます。

 

今回はそんな我妻善逸の

  • 年齢・身長などのプロフィール
  • 使用する技・武器
  • 善逸に関する考察

について説明していきます。

目次

我妻善逸とは？

 

  • 名前:我妻善逸（あがつま ぜんいつ）
  • 性別:男性
  • 誕生日:9月3日
  • 年齢:16歳
  • 身長:164.5cm
  • 体重:58kg
  • 出身地:東京府牛込區（現代に直すと「東京都牛込」）
  • 趣味:花札、双六
  • 好きなもの:甘いもの、「うなぎ」などの高級なもの

 

臆病でネガティブな実力派・善逸の人物像

「我妻善逸」とは、「吾峠呼世晴」さんが執筆する漫画作品「鬼滅の刃」に登場するキャラクターです。

主人公である「竈門炭治郎」の同僚として登場するキャラクターであり、主人公と度々行動を共にする、物語の中心人物の一人であるとして扱われています。

鬼殺隊の隊員であり、階級は2020年5月8日現在「丙」となっています。

 

鬼殺隊員となるための修行を行っていた際、雷に打たれて変化したという特徴的な金髪と、垂れ下がった太い眉、目元のクマでやや陰鬱な雰囲気を持った少年です。

その陰鬱そうな雰囲気に違わず、性格はとにかくネガティブで後ろ向き、自分に自信は無く、臆病で決して戦闘に向いてはいません。

口癖は「死ぬ」であり、「俺はもうすぐ死ぬ！」や「生き残っても死ぬ」などと度々口走っています。

引用：鬼滅の刃/吾峠呼世晴

陰気で臆病な性格ではありますが決して物静かな人間ではなく、作中では涙や鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら、上記の口癖や「怖い」「死にたくない」などの言葉を喚くシーンも多数描かれており、テンションの乱高下が確認されるキャラクターであることがわかります。

善逸がテンション高く（？）見せる必死の形相は既に「顔芸」レベルにまで達しており、そのせいで作中屈指のネタ要員及びヘタレアホの子扱いをされています。

特に臆病は度が過ぎており、「優しすぎる主人公」と言われ、作中でも聖人のような様子を見せる炭治郎ですら般若のような顔（一応描写はされていない）をしてしまう程酷いものであり、作中の登場人物からは呆れられたりするような様子も見られます。

更には美人に目が無く、美人に弱いといった女好きな面も見せており、描写された部分の一部だけでも

  • 炭治郎や、同期であり友人でもある「嘴平伊之助」がげんなりする程の激痛が起こるマッサージすら、女性が行うというだけで笑顔で受ける
  • 他人の嘘を見抜ける能力を持ちながら、嘘を見抜かず七人もの女性に奴隷同然に使われた挙句捨てられ続けていた
  • 他の鬼殺隊員が畏怖する「柱」相手に、妻が三人（しかも美人）いる上に、作中でも「美形」と表現されているためか、嫉妬でキレて突っかかる

といった、普段の臆病で小心な性格はどこに行ったのだろうかと思うような肝の据わったような様子を見せる時もあります。

 

ちなみに、原作の中にて「美少女」と公言されている炭治郎の妹である禰豆子にはかなり入れ込んでおり、禰豆子関連になると、兄である炭治郎に媚を売るようなシーンも見られます。

善逸からしたら禰豆子は光り輝いて見える程の存在であると表現されることもあります。

 

しかしネタ分満載な善逸も、実はその心根は優しくお人よしなことがわかります、

自身の欲望に忠実であるがためにか、一度守ると決めたならやり通すといった信念を突き通す根性も持ち合わせています。

そのため、いざ戦闘でピンチに陥った際は実力を十二分に、それ以上に発揮する時もあり、一部のファンからは「肝心な時にしか役に立たない男」と称されることもあるようです。

我妻善逸の家族構成

善逸に家族はいません。

善逸は親の顔も名前もわからない捨て子だったのです。

それは一つのコンプレックスのように描かれ、同じように捨て子であると言われていた伊之助に対し、「本当に捨て子ならおくるみに名前なんて書かない」とモノローグで言う程です。

また、善逸の性格がネガティブで自身が無いものである原因も、捨て子であるがゆえに誰にも期待されなかったからであると自ら語っています。

ですが、それ以上は描写されていないため、彼の詳しい出生に関してや、彼が捨て子となってからどのように育ったのかなどは不明です。

我妻善逸の声優は？

我妻善逸をアニメ版「鬼滅の刃」で演じていたのは、人気男性声優「下野紘」さんです。

プロフィールは以下の通りとなっています。

 

  • 名前:下野紘（しもの ひろ）
  • 性別:男性
  • 生年月日:1980年4月21日
  • 年齢:40歳（2020年5月8日現在）
  • 出身地:東京都
  • 所属:アイムエンタープライズ
  • 公式Twitter:下野紘MUSICOFFICIAL
  • デビュー:2001年「リリーのアトリエ～ザールブルグの錬金術師3～」（テオ・モーンマイヤー）

 

2001年にゲーム「リリーのアトリエ～ザールブルグの錬金術師3～」にて声優デビューし、翌年「ラーゼフォン」でテレビアニメの声優デビューをした人物です。

歌手活動もしているものの、基本的には一人で歌わず、グループでの活動を主としています。

しかし2016年の声優活動15周年の時期に合わせてソロプロジェクトを立ち上げ、ソロでの歌手活動も開始させています。

主な出演作品は「イナズマイレブンシリーズ（半田真一）」「進撃の巨人（コニー・スプリンガー）」「うたの☆プリンスさまっ♪シリーズ（来栖翔）」などです。

 

ちなみに、舞台版「鬼滅の刃」では、善逸を「植田圭輔」さんが演じています。

我妻善逸が使う技は？刀はどんなもの？

我妻善逸は鬼殺隊として活動を行っており、鬼が苦手とする日光を蓄えた刀「日輪刀」と、身体能力を向上させる「全集中の呼吸」という術技を駆使して戦闘を行っています。

それに加えて善逸は超人的なまでに発達した聴覚を持ち合わせており、相手の声や発する音から人格やその言葉の真偽、心理状態までも読み取ることが可能です。

聴覚は通常の諜報活動や索敵などにも使える他、絶対音感的な能力を発揮することも出来ると確認されています。

 

全集中の呼吸「雷の呼吸」

善逸が使用する「全集中の呼吸」は、炭治郎と違うものとなります。

善逸が習得している「雷の呼吸」は力を足に蓄積させ、神速の踏み込みから雷のような光速の斬撃を放つというスピード特化の呼吸法です。

漫画版での呼吸音は「シィィィィ」と表現されます。

全部で6つの型が存在する呼吸法ですが、善逸は壱ノ型「霹靂一閃」のみしか習得しておらず、ほぼそれ一本で戦闘に臨みます。

ただし、善逸はその壱ノ型を極限まで鍛えているため、単純に壱ノ型しか習得していない未熟者であると高を括ってきた相手は例外なく切り伏せています。

 

後に、鬼となってしまった兄弟子の「獪岳」と刃を交えた際に漆の型「火雷神」を自ら編み出して振るうことが出来るようになりました。

 

眠りによる覚醒

善逸は鬼と対峙し、恐怖と緊張が極限に達した際に気絶するように眠ってしまいます。

この眠った状態の善逸はいわゆる「覚醒」状態であり、恐怖と緊張を眠ってしまうことで払拭し、万全の状態で戦闘に臨むことが出来るのです。

目を瞑っているため敵の姿は見えませんが、類まれなる聴覚が視覚を補い、戦闘を可能にしています。

一切の無駄な感情を持ち合わせず、正確無比な太刀捌きを見せる善逸のこの状態を見た伊之助は、「お前はずっと寝てた方がいいんじゃねえか」と思わず言葉にしてしまう程です。

 

日輪刀

善逸を含む鬼殺隊の隊員全員が使用する刀です。

普通の刀にあるような名前は全く無く、どんなものでも統一して「日輪刀」と呼ばれます。

刀としての作り方や材質が同じなら形状はあまり詳しく問わないらしく、柱の中にもあまり広義の「刀」の形に拘らない専用の日輪刀を振るうものもいます。

 

善逸の使う日輪刀は別段特別な形状をしているものではなく、稲妻のような刃紋が入っている以外は普通のものです。

日輪刀の特性として、その人が持つ才能や特性に応じて刃の色が変化しますが、善逸の持つ刀の色は「黄色」となっています。

これは善逸が「雷の呼吸」に適性があると示されている証拠です。

 

我妻善逸に関する考察

2020年5月8日現在、物語はかなりの山場を迎えている鬼滅の刃ですが、それでも盛んに考察は続けられています。

今回はそんな考察の中から、善逸に関するものをいくつかピックアップして紹介します。

紅蓮華の二番は善逸の歌！？

アニメ「鬼滅の刃」のオープニングテーマであり、大ヒットした楽曲でもある「Lisa」さんの「紅蓮華」。

この紅蓮華の二番の歌詞が「我妻善逸」を歌っているのではないかと考えられているのです。

確かに「イナビカリ」「透けて見える偽善に天罰」「逸材の花より挑み続け咲いた一輪が美しい」など、善逸を彷彿させるような歌詞が散見されると筆者も思います。

更には二番の歌詞にはわざわざ「善逸」の二文字も含まれており、更に紅蓮華の二番＝善逸の図式を後押ししているようにも見えます。

そのため、鬼滅の刃に第二部があるとしたら「主人公は善逸だ！」とも言われているようです。

 

そうなると現在のところ明かされない善逸の過去や眠りの謎など、彼に関する背景が語られないのも納得がいきます。

第二部で描くために取っておいてあるのではないのでしょうか。

善逸は花街出身？

「捨て子である」ということ以外は全く語られない善逸の過去ですが、実は善逸の親は「花街（色街）出身」だったのではないかと考察されていることがあります。

そう思われている理由は、善逸の女性に対する評価法や価値観にあります。

「顔だけで食っていけそう」という部分や、女性に対する誘い方がまるでそうであると言われています。

また、善逸の出身地である「牛込」は、現実では明治時代から戦前までに「繁華街・花街として栄えた」と言われており、大正時代が舞台である「鬼滅の刃」でもそのように栄えていてもおかしくはないでしょう。

ですが、牛込自体は広い上に、善逸が物語中で遊郭に向かう際のそわそわとした態度から、一応知識として知っているだけで出身ではない可能性も十分に存在します。

公式では一切情報が出ていない部分でもありますので、今後の展開に注目されます。

 

善逸と無惨は似ている？

主人公である炭治郎の家族を皆殺しにし、妹である禰豆子を鬼にした張本人でもある鬼の頭領「鬼舞辻無惨」。

その無惨のありようや行動が善逸に似ていると言われることもあります。

「いつも何かに怯えている臆病者」とも言われてしまう精神面、自分にとって都合が良い部分しか見ない聞かない面など、実は善逸のような人物なのではないかと考えられているのです。

更には「理不尽なことで相手を責める」といった場面や、「自らの欲求や思ったことに忠実な場面」も見られるようです。

そのため、一部では「善逸は無惨が人間のままであった場合の存在なのでは？」とも言われています。

善逸はギャグキャラ、無惨は圧倒的な力を持つラスボスと表現されているため、一見はわかりにくいですが、根本の部分では似通っているところがあるのではないかと筆者は思います、

無惨がギャグキャラになったら、もしかしたら善逸のようなキャラなのかもしれないですね。

我妻善逸の全プロフィールまとめ

「鬼滅の刃」に登場するキャラクター「我妻善逸」は

  • 主人公「竈門炭治郎」の同僚であり、鬼滅隊に所属する隊員
  • 臆病で小心者ながら、いざというときは優しさと芯の強さを見せつける「肝心なときにだけ頼りになる」男
  • 作中屈指のギャグキャラ扱いをされているが、実は鬼の頭領である「鬼舞辻無惨」と似通った点があるとされている
  • 使用する呼吸法は「雷の呼吸」だが、型は最初の一つしか使えない状態が長く続いた
  • 過去や出生がほぼ全く語られていないが、それはこれからあると思われる第二部で深く掘り下げられると思われている

とのことです。

 

鬼の頭領「鬼舞辻無惨」が討ち取られたことで、物語が展開している鬼滅の刃。

今後善逸の語られぬ設定にどう決着をつけるのか、注目が集まります。

鬼滅の刃の全話ネタバレ考察はこちら

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