【鬼滅の刃の主人公】竈門炭治郎の全プロフィールと考察【年齢・技・刀】

竈門炭治郎』は漫画作品「鬼滅の刃」に登場するキャラクターです。

同作品の主人公であり、同作品において重要なカギを握る人物となっています。

 

少年ジャンプ」においても珍しい方向の主人公と言われたキャラクターであり、非常に高い人気を誇っています。

今回はそんな竈門炭治郎の

  • 年齢・身長などプロフィール
  • 使用する技・武器
  • 炭治郎についての考察

について説明していきます。

竈門炭治郎(かまどたんじろう)とは?

  • 名前:竈門炭治郎(かまど たんじろう)
  • 性別:男性
  • 誕生日:7月14日
  • 年齢:15歳(鬼殺隊入隊時)
  • 身長:165cm(鬼殺隊入隊時)
  • 体重:61kg(鬼殺隊入隊時)
  • 出身地:東京府奥多摩郡雲取山(現代に直すと「東京都西多摩郡雲取山」)
  • 趣味:頭突き、掃除
  • 好きなもの:タラの芽

優しすぎる主人公!「竈門炭治郎」ってどんな人?

竈門炭治郎」とは、漫画作品「鬼滅の刃」において主人公を張る人物です。

人間を喰らうバケモノである「鬼」を狩る「鬼殺隊」に所属する少年であり、階級は10段階中上から3番目の「丙(ひのえ)」(2020年5月2日現在)となっています。

非常に珍しい苗字ですが、実はこの「竈門」という苗字は実在し、全国に10人くらい存在します。

 

頭髪と瞳に赤い色が混じった「赫灼の子」と呼ばれる特殊な外見を持っており、幼少期に弟を火鉢から庇って出来た大きな痣が左の額にあります

緑と黒の市松模様が入った羽織がトレードマークであり、この羽織は鬼殺隊に入る前から愛用している一品です。

特徴的な装飾品として両耳にまるで花札のような形をした旭をあしらった耳飾りを着用しています

この耳飾りは炭治郎の家に代々伝わる物であり、死んでしまった父「竈門炭十郎」から継いだ物です。

 

強い責任感と深い慈愛の心を持ち、生真面目で勤勉、明るく人好きする性格の持ち主です。

特に慈愛の心はとにかく深く、人類の敵である「鬼」を前にしてもその態度を崩しません。

打ち取った鬼相手にも手を差し伸べたり、その死を想い、悲しむことが出来ると描写されています

読者からは「優しすぎる」「ジャンプ屈指の優しい主人公」「正しく聖人」とも言われる程です。

また、正直な人間でもあり、嘘をつくことを苦手としています。

嘘をつこうとすると、思わず顔が妙なことになるくらいには苦手です。

更に、常識的な思考は持ち合わせているものの、生真面目を拗らせた天然ぶりを見せる時もあり、汽車を始めて見た際は「守り神」と勘違いしたり、神を自称することがある柱の一人「宇髄天元」に「何をつかさどる神なのか」と真剣に聞いたりするくらいです。

その他芸術的センスは壊滅的であり、歌を歌えばまるで呪い歌のようになり、絵は酷く下手くそという有様です。

そんな炭治郎ですが、料理は得意であると作中描写されています。

炭治郎の家族構成

炭治郎の家族構成は母・妹2人・弟3人・自分の6人家族です。

炭治郎はこの竈門家の長男という位置づけになっています。

他にも父と祖母がいたようですが、祖母は炭二郎が幼少の頃に他界、父は物語開始前に他界していたことが明らかになっています

仕事として炭焼きをしており、物語開始時点では炭治郎が山の麓の町へと作った炭を売りに行く描写があります。

 

竈門家は「ヒノカミ神楽」という厄払いの神楽舞を代々受け継いでいる家系であり、炭治郎が身に着けている耳飾りと共に家督を継ぐものがそれらを引き継いで伝えていくという役目を持っています。

後にこのヒノカミ神楽が非常に重要な役割を担っていくことになります。

 

尚、炭治郎の家族は物語初期に全員「鬼」に殺されており、唯一生き残った妹(長女)の「禰豆子」は鬼に変貌させられてしまっています

そのため、作中既に竈門家の人間は炭治郎と禰豆子たった二人だけとなっており、それ故か生き残った禰豆子を、炭治郎は非常に大事にしているようです。

炭治郎の最終目的

炭治郎が鬼と戦い続ける意味、それは「妹である竈門禰豆子を鬼から人間に戻すこと」です。

家を襲撃した鬼に家族を殺され、唯一残った妹の禰豆子は人を喰らう鬼になってしまっています。

そんな禰豆子を普通の人間に戻すために、炭治郎は「十二鬼月」と呼ばれる高位の鬼の血を集めます。

そうして集めた血を医者である「珠世」に送り、研究を重ね、禰豆子のための手がかりを見つけることが目的となっています。

炭治郎の声優

アニメ「鬼滅の刃」にて、炭治郎の声を担当するのは、人気男性声優「花江夏樹」さんです。

プロフィールは以下の通りとなっています。

  • 名前:花江夏樹(はなえ なつき)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1991年6月26日
  • 年齢:28歳(2020年5月2日現在)
  • 出身地:神奈川県
  • 所属:アクロスエンタテインメント
  • 公式Twitter:花江夏樹
  • 公式YouTubeチャンネル:花江夏樹
  • デビュー:2011年「ゴールデン☆キッズ」(俊太)

2011年に「ゴールデン☆キッズ」という作品でデビューし、2013年に「断裁分離のクライムエッジ」という作品で初主演を経験しています。

2010年から2012年にはニコニコ動画で「ハナゴエ」名義で歌い手を、2019年からは個人のYouTubeチャンネルにてゲーム実況動画を投稿しており、YouTuber活動を行っています。

主な出演作品は「東京喰種(金木研)」「ダイヤのA(小湊春市)」「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(ビスケット・グリフォン)」などです。

2020年の第14回声優アワードにて、「主演男優賞」を受賞した経験があります

 

ちなみに、幼少期の炭治郎は女性声優である「佐藤聡美」さんが、舞台版では「小林亮太」さんが演じています。

竈門炭治郎が使う技は?刀はどんなもの?

竈門炭治郎は鬼殺隊として、鬼が苦手とする日光を蓄えた刀「日輪刀」と、身体能力を向上させる「全集中の呼吸」という術技を振るい、人食いの鬼と戦う役割を持っています。

炭治郎はそれに加えて天性の「嗅覚」を備えており、生き物と鬼の臭いや相手の気配や心理も嗅ぎ分けることが可能となっています。

全集中の呼吸「水の呼吸」

炭治郎が扱う「呼吸法」は「水の呼吸」であり、全集中の呼吸の基本の型の一つとなっています。

「容れ物によって形を自由自在に変化させる水」のように、相手の攻撃に臨機応変に対応することが可能な呼吸法です。

漫画版では「ヒュウゥゥゥ」と呼吸音が表現されるようです。

水の呼吸を利用した剣技は壱ノ型から十ノ型までが存在し、その中の伍ノ型「干天の慈雨」は慈悲の斬撃と称され、斬った鬼に苦痛を与えず討ち取ることが出来るという特殊な型となっています。

ヒノカミ神楽

竈門の家に伝わる厄払いの神楽舞です。

十二の舞型を有しており、本来は新年から翌日にかけて一晩中舞い続けて無病息災を願う儀式の舞です。

ですが、その呼吸法と舞型を炭治郎は戦いに用いる剣舞として昇華させています。

ヒノカミ神楽を応用した呼吸法で繰り出した技は他の呼吸法の技とは一線を画し、鬼の再生能力を阻害する効果が確認されています。

また、炭治郎は更にヒノカミ神楽と前述の水の呼吸を応用し、組み合わせて使用するという技も見せています。

 

実はこのヒノカミ神楽、全ての全集中の呼吸の始まりと言われている呼吸法「日の呼吸」であるとされています。

かつて日の呼吸を唯一扱えたという人物「継国縁壱」が炭治郎の祖先である「竈門炭吉」に日の呼吸を見せた際、それらの全てを記憶に留めた炭吉が、縁壱が「価値の無い人間ではない」ということの証として伝えていったものです。

その際にヒノカミ神楽と共に伝えていった代物が「花札のような耳飾り」です。

花札のような耳飾りは元々日の呼吸の唯一の使い手であった「継国縁壱」のものだったのです。

日輪刀

炭治郎を含めた鬼殺隊員が扱う刀です。

基本的には普通の刀にある「銘」のようなものは存在せず、総じて「日輪刀」と呼ばれる他、刀の形をしていない(鞭のような日輪刀や手斧のような日輪刀もある)ものも存在します。

 

鬼が苦手とする「日光」をその身に蓄えた刀であり、持ち主によってその色を変えるという特異な性質を持っています。

それによって持ち主がどの呼吸法に適した存在であるかを見ることが出来ます。

尚、炭治郎の持った日輪刀の刀身は詳細不明の「漆黒」となり、出世が出来ない色だと言われていました

 

また、炭治郎はその詳細不明の漆黒の刀身が表す通り、現在確認されている呼吸法どれにも適応することが出来ず、日輪刀でうまく戦闘が行えないという描写が存在しました。

そのため日輪刀は度々折れ、良くて酷い刃こぼれをして使い物にならなくなってしまい、その都度刀匠に打ち直してもらっているため、しょっちゅう代替わりをしています。

2020年5月2日時点で、炭治郎が扱っている日輪刀は5代目であり、以降はまだ代替わりが起こっていないそうです。

 

ちなみに、日輪刀が打ち直しになる度、炭治郎の担当刀匠となっている「鋼鐵塚蛍」が怒り狂って炭治郎を酷い目に合わせるというのが恒例描写となっています。

炭治郎に関する考察とは?

鬼滅の刃は2020年5月2日現在終結に向かって動いていますが、そんな中でもまだ考察が盛んに行われています。

以下はそんな鬼滅の刃の考察内において、炭治郎関連の考察をいくつかピックアップして紹介します。

「竈門炭治郎のうた」は竈門炭治郎の行く末を暗示していた?

竈門炭治郎のうた」とは、アニメ「鬼滅の刃」第19話「ヒノカミ」における挿入歌及びエンディングテーマです。

作詞はufotabel、作曲はゲーム「GOD EATER」シリーズの楽曲などを制作している「椎名豪」さん、歌唱を「中川奈美」さんが行っています。

 

歌詞は炭治郎をイメージしながら、鬼滅の刃作中のセリフから作られたものが多くなっています。

炭治郎自身に向けられた言葉、炭治郎自身の言葉、炭治郎を例える言葉などが並べられ、炭治郎という人間を表現します。

また、エンディングの映像は炭治郎を含めた竈門家の人々のイラストが使われており、正しく炭治郎のための歌です。

 

この仕様のエンディングが流れた際、視聴者はその歌の曲調や話の流れから「最終回だっけ?」「劇場版だっけ?」と錯覚する声が多数挙がったようです。

尚、この「竈門炭治郎のうた」は炭治郎を想う歌であると言われている反面、炭治郎の行く末を示した歌であったとも言われています

歌詞の中にある「広がった闇」「戻れない」「帰れない」「過ぎ去ったあの頃」などの言葉が、201話で鬼となってしまった炭治郎を象徴していたと考えられているのです

「竈門炭治郎のうた」がアニメ挿入歌として初公開されたのは2019年8月10日の放送。

炭治郎が鬼になってしまう展開が原作で公開されていたのが2020年4月6日。

一年以上前から明言されていたことになります

 

しかし、「竈門炭治郎のうた」は作詞を行っていたのが鬼滅の刃のアニメを作成しているufotableのため、最初からこの展開を作者から聞いて歌を作成していた可能性もありますね。

作者である「吾峠呼世晴」さんの意向はアニメの制作陣に反映されているという話もあるため、その可能性は否定できないでしょう。

炭治郎にトドメを刺すのは「善逸」?「禰豆子」?「義勇」?

原作201話にて、鬼たちの頭領「鬼舞辻無惨」の手によって鬼化してしまった炭治郎。

その鬼化して暴走する炭治郎を誰が止めるのか、結局殺されてしまうのか、考察されていました。

もしも炭治郎が殺されるならと考察されていた人物は、同期であり友人でもある「我妻善逸」、唯一残された炭治郎の家族である「竈門禰豆子」、炭治郎と関係が深い柱の一員「冨岡義勇」が候補として挙げられていました。

 

結果として炭治郎は禰豆子の必死の声、同期の隊士でもある「栗花落カナヲ」の持ってきた薬、そして今まで死んでいった隊士や柱、家族たちの後押しで復活することが出来ました。

死んでしまうと考えられていたようですが、その結末に安堵したという人も多いようです。

ですが、一部バッドエンドの方が良かったという声も存在します。

炭治郎が人気なのは「自分や他人に求めているもの」が反映されているから?

今や社会現象にまでなっているとも言える「鬼滅の刃」。

中でも主人公「竈門炭治郎」の人気は非常に高いと言えます。

筆者が客観的に見ても「かなりの人気がある」と一目でわかるほどです。

その理由は、人々が自分や他人の中に求めている理想像が炭治郎の中に含まれているからではないかと考えられています

「竈門炭治郎」といえば聖人レベルの深い慈愛を備えた人物」「責任感が強く、どんな逆境にも負けない強い心を持つ」「常に努力と研鑽を重ね、決して奢らず自己を高めるといった特徴があります。

これらは人々が「あったらいいな」という理想像であり、その理想が全て炭治郎の中にあるのです。

そんな魅力的な心理に満ち溢れた人物が、好かれないはずはない、と筆者は考えます。

 

また、近年増えた努力もしないで最初から作中最強クラスの能力を持つ」「物事から一歩引いて常に斜に構えている」「無責任にも取れる言動や、自分の能力をひけらかすような描写があるといったようないわゆる「チート系」主人公に逆行する存在というのも大きいのではないかと筆者は考えます。

流行りに逆らい、ある意味泥臭いとも言えるようなキャラクター性がまたウケた原因の一つなのではないでしょうか。

【鬼滅の刃の主人公】竈門炭治郎まとめ

「鬼滅の刃」の主人公である「竈門炭治郎」は

  • 人類を喰らう鬼に立ち向かう「鬼殺隊」の一員
  • 強さと優しさを兼ね備え、常に努力を欠かさず、強い責任感を持つ魅力的な主人公
  • 優しすぎる主人公のため、読者からは「聖人」「ジャンプ屈指の優しい主人公」とも称されている
  • 使用する呼吸法は「水の呼吸」「ヒノカミ神楽(日の呼吸?)」
  • 炭治郎の存在を歌った「竈門炭治郎のうた」が存在する

となってます。

 

鬼の頭領「鬼舞辻無惨」と決着をつけ、終結へと向かう鬼滅の刃。

果たして、主人公の竈門炭治郎は禰豆子を人間に戻せるのでしょうか。

今後の展開に注目が集まりますね。

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