今回は大人気漫画「ONE PIECE」の「ワノ国」編でも超重要人物であると思われる「ヤマト」について説明します。
- 四皇・百獣のカイドウの息子「ヤマト」のプロフィール
- ヤマトの強さや能力
- ヤマトの正体
- ヤマトの考察
このあたりをまとめてみていきます。
【ワンピース】四皇・百獣のカイドウの息子「ヤマト」
- 名前:ヤマト
- 性別:男性?
- 所属:百獣海賊団?
謎に包まれた「坊ちゃん」?ヤマトのキャラクター性
週刊少年ジャンプの誇る大人気漫画「ONE PIECE」に登場するキャラクターの一人が「ヤマト」です。
2020年7月1日現在ジャンプ本誌で進行中の「ワノ国」編にて存在が示唆された人物となっています。
なんと、ワノ国編のラスボスであると考えられる存在であり、作中の大海賊時代において皇帝のように君臨する四人の海賊たちの一人である「百獣のカイドウ」の息子であると明かされています。
カイドウの部下からは「坊ちゃん」と呼ばれていることまで判明しています。
存在が明かされたのは第978話、実際に姿を現したのはそれから5話後の983話となっています。
危機に陥った「モンキー・D・ルフィ」を救援する謎の人物として登場し、その後「ヤマト」という名前と、「カイドウの息子」だという素性を明かしています。
外見は和服を着たボリュームのある頭髪の人物です。
その和服にたすき掛けのようにして、注連縄のような特徴的な帯「仁王襷(におうたすき)」を結んでいます。
顔に関しては般若の面をつけており、素顔を伺い知ることは出来ません。
一人称は「僕」で、武器は背負った金棒であることはわかります。
理由はまだ明かされていないものの、ルフィをずっと待っていたと発言しており、何らかの方法でルフィの存在を知り、頼ろうと思っていたことが示唆されています。
ルフィも彼に対しては殺気を感じていないと明言しており、一切の敵意が無いということは明らかになっています。
実力は未知数!?
ヤマトは実際に登場したのが2020年7月1日現在の最新話983話であり、戦闘描写はほぼ一瞬のみとなっています。
金棒を抜いて「雷鳴八卦」という技を放っていますが、効果などは不明です。
しかし、その戦闘能力は四皇の海賊・百獣のカイドウの息子であるためかかなり高く、百獣海賊団が誇る幹部クラス「大看板」に次ぐ実力を持つ「真打ち」の一人であり、その中でも最強の6人とも言われる「飛び六胞」の「うるティ」を一撃で退ける程です。
また、カイドウがヤマトを連れ戻せという命令を下した際、カイドウの部下であり飛び六胞の一人でもある「ブラックマリア」が「まあ、それは手強い…!!」と発言していることから、非常に高い戦闘能力を持つか、厄介な能力を持つ人物であることが考えられています。
前述した通り、飛び六胞の一人でもあるうるティをさらりとのしたこともあり、手強い+厄介の全部盛りかもしれませんが。
ヤマトの正体は?考察など
ONE PIECEの作中に登場して間もない重要人物「ヤマト」。
彼のプロフィールや素性などは謎に包まれており、ほとんど判明していません。
そのため、数々の正体や考察などが囁かれています。
以下、その一部を紹介します。
ヤマト実は女性説
般若の面で顔を隠し、素顔すらわからない人物であるヤマト。
そんなヤマトは実は女性なのではないかという説が出ています。
根拠は掲示板などでのネタバレ書き込みであり、発売前のジャンプを手に入れた人物がジャンプの画像を模写したとされる画像が出回ったことが発端です。
ですが、ヤマトが女性であると決定づける画像は無く、あくまで掲載されているのは模写のイラストのみのため、信憑性に関してはかなり怪しい説です。
その他の根拠として
- キャラクターが女であることを隠す際に『息子』と強調して表現することはよくあること
- ONE PIECEにおいて、男性が女性を攻撃する描写は無いが、ヤマトは女性であるうるティを攻撃している
- 顔を隠しているのは女性であることを隠したいから
というものがあります。
他二つの根拠はともかくとして、「男性は女性を攻撃しない法則」は根拠としてかなり強いものではないでしょうか。
「男性は女性を攻撃しない法則」の説を鑑みると、ヤマトが女性であるというのはあながち間違いではないかもしれません。
また、近年のONE PIECEに限らず、ONE PIECEには度々エピソードごとにヒロインらしき重要人物の美女が登場しています。
今回も美女枠として「小紫」が登場していますが、「ホールケーキアイランド編」などを考えると美女枠は一人とは限りません。
なので、もう一人の美女枠としてヤマトが収まるのではないかとも考えられます。
ヤマトは10人目の仲間?
もしかしたらヤマトは麦わら海賊団10人目の仲間になるのではないかと考えられています。
その理由は
- ルフィが過去に仲間は10人くらい欲しいと明言している
- カイドウとヤマトは不仲であることが伺える
- かつてワノ国のために戦い抜いた大大名「光月おでん」に憧れている説がある
ということでした。
以上の事から、ヤマトが麦わら海賊団の側につくことは想像に易く、一部の読者からはそのままついてくるのではないかと予想されているのです。
しかし、ワノ国編では既に「ジンベエ」が麦わら海賊団に正式加入しており、一つのエピソードで二人のキャラクターが海賊団に加わったということは今までないため、そのまま麦わら海賊団入りするかどうかはまだ不明瞭といったところでしょう。
ヤマトは光月おでんに憧れを抱いている?
ヤマトはかつてワノ国にてカイドウとワノ国の将軍である「黒炭オロチ」らと対立し、ワノ国のために奮闘した大大名「光月おでん」に憧れを抱いているのではないかと言われています。
その根拠は「ヤマトがおでんに似ているから」であるとされていますが、正直似ている点は仁王襷と和装のみです。
仁王襷のシルエットを見て似ていると定義付けるならば、海軍の「戦桃丸」も光月おでんに似ていることになってしまいます。
戦桃丸の仁王襷は腰ですが。
そのため、ヤマトは光月おでんに憧れているかもしれませんが、憧れを抱いていると現時点で判断する材料はほぼ無いに等しいです。
もしかしたらヤマトは光月おでんと接点を持っているという可能性もあるかもしれません。
ヤマト=ヤマトタケルモチーフ説
ヤマトは「ヤマトタケル」をモチーフにしているという説があります。
ヤマトタケルは「古事記」などに登場する日本の王族です。
名前の雰囲気もそうですが、日本モチーフの姿をしていること、多くの人間が恐れをなすカイドウをも恐れぬ行動力や豪胆さなどが、ヤマトとヤマトタケルの共通点とされています。
また、前述の「光月おでん」のモチーフは「スサノオノミコト」であると言われており、ヤマトタケルと同一視されやすい神様です。
その伝説を下敷きにして、読者の中には「ヤマトがおでんに憧れている」という説を提唱されてもいるようです。
ヤマトがおでんに憧れている説を取り入れた場合、ヤマトがスサノオノミコトのエッセンスが含まれている人物でもあると考えられます。
スサノオノミコトは日本神話にて怪物ヤマタノオロチを討ち取った伝説があるため、かつておでんと敵対していた将軍オロチを討ち取るのはヤマトではないかと考えられてもいるようです。
ヤマトはエースと関係がある?
ワノ国編では度々ルフィの兄である「ポートガス・D・エース」の存在が語られます。
ワノ国編重要人物であると思われる「お玉」の話にも度々出てきます。
そんなエースですが、実はヤマトとも関わりがあるのではないかと噂されています。
ヤマトが何らかの方法でエースと出会い、親しくなり、その口からルフィの存在を聞いたことが、ヤマトがルフィを認識する要因を作ったのではないかと予想されているのです。
そして、エースの言葉がヤマトのルフィへの信頼や、「待っていた」発言に繋がるのではないかと予想されているのです。
2020年7月1日現在、公開されている公式の漫画の内容には明言されておらず、本当の関係性は不明となっていますが、ワノ国におけるエースという存在の重要さを考えると、ありえない話ではないでしょう。
まとめ
ONE PIECE本編にて存在が示唆され、ついにその姿を現した「ヤマト」。
父である四皇「百獣のカイドウ」からはバカ息子と呼ばれている人物ではありますが、一説では女性とも言われています。
また、「エース」との関係や「光月おでん」との関係についても多数予想されていますが、2020年7月1日現在、最新話で登場したのみですので、その存在は多くの謎に包まれています。
実力はかなり高いことが伺えますが、描写が少ないため、真の能力などは明らかになっていません。
今後の展開で明かされるその存在に注目が集まります。
以上、今回は謎に包まれているカイドウの息子(?)「ヤマト」について説明しました。