鬼滅の刃21巻184話「戦線離脱」のネタバレと感想・考察を紹介します。
前話183話でついに崩れ落ちた無限城。
無惨を外へ引きずり出すことには成功しましたが、隊士たちは無事なのでしょうか。
鬼滅の刃184話「戦線離脱」の内容を見ていきましょう。
鬼滅の刃21巻184話のネタバレ
崩壊した先は
瓦礫の上、仰向けに倒れこんでいた炭治郎はすぐに状況を飲み込み焦る。
無限城が崩壊した場所、それがよりにもよって市街地のど真ん中だったのだ。
その事を輝利哉に伝えるかなた。
輝利哉は愈史郎と無惨の能力の綱引きで、想定の場所から大きくずれたのだと察した。
輝利哉が夜明けまでの時間を尋ねると一時間半と答えるかなた。
思っていたより長い時間に輝利哉は動揺する。
烏が瓦礫の周りを飛び回り、夜明けまでの時間を知らせる。
体を起こし立ち上がった炭治郎は、匂いで義勇、小芭内、蜜璃の無事を確認する。
次いで無惨を匂いで探ろうとしたその時、瓦礫を吹き飛ばし、瓦礫の山から無惨が現れる。
その姿は先程とは違い、背中から十本の触手のようなものが伸びた姿へと変わっていた。
無惨は、夜明けまでこの場に留めるつもりか、やれるものならやってみろと怒りをあらわにし、義勇たちへ攻撃を始める。
隊士の気概
その攻撃を躱し懐に入った義勇、小芭内、蜜璃は息を合わせ、同時に無惨に斬りかかる。
確実に首へと入った小芭内の斬撃だったが、無惨の頸を落とすことはできない。
刀の刃が通った所から再生が始まっていたのだ。
同じく他の部位に攻撃を当てた義勇と蜜璃も傷を負わせることができなかった。
そのまま反撃を繰り出そうとする無惨。
このままでは避けられずくらってしまうかと思われたその時、隊士たちが駆けつけ、身を挺して義勇たちを助ける。
隊士たちは無惨と戦える剣士を守るため、捨て身で無惨に突っ込んで行く。
死に至らしめる血
なすすべもなく次々と死んでいく隊士たち。
炭治郎もそれを無駄にすまいと無惨へ向かい走り出すが、突如血を吐き倒れてしまう。
無惨は即死できたものは幸運だ、傷を受けただけで終わると言い、炭治郎の方を指す。
義勇たちが目線をやると、倒れ苦しむ炭治郎の顔は、右半分が見にくく腫れ上がっていた。
無惨は自らの攻撃に、鬼に変化しないほど大量の血を混ぜていたのだ。
猛毒と同じで細胞を破壊して死に至らしめると語る無惨。
そして炭治郎は死んだと静かに告げるのだった。
鬼滅の刃21巻184話の扉絵とタイトル考察
今回の扉絵は、夜の街と夜空が描かれたものです。
おそらく仰向けに倒れた炭治郎からの視点なのでしょう。
エピソードタイトルは「戦線離脱」。
これは無惨の血により倒れてしまった炭治郎のことを表しているのでしょうか。
無惨に死んだと言われた炭治郎ですが、離脱とあえて言ってるところを見ると死には至らなそうで少し安心できますね。
鬼滅の刃21巻184話の名台詞
今回印象に残った台詞は隊士たちの「今までどれだけ柱に救われた!!柱がいなきゃとっくの昔に死んでたんだ!!臆するな戦えーっ!!」です。
作中では名前もわからない隊士の言葉ですが、実力は柱に及ばなくても、その精神は何ら劣ったものではないのだと感じさせる台詞です。
鬼滅の刃21巻184話の感想・考察まとめ
前回無限城が崩壊する形で終わったため、炭治郎たちが心配だったのですが、隊士たちも含め無事なところを見ると、愈史郎がしっかりとやり遂げたようです。
無惨に死んだと宣言された炭治郎。
これでまさか死んでしまうとは思いたくないですが、しばらく戦いを離れることになるのは間違いなさそうです。
しばらく登場していない実弥や行冥、そして善逸たちがここに加わって来るのでしょうか。
185話の展開に注目しましょう。
⇒鬼滅の刃185話