鬼滅の刃20巻171話「変ずる」のネタバレと感想・考察を紹介します。
前話170話では実弥が再び戦いに戻ります。
痣を出現させた柱二人の共闘は黒死牟を追い詰めることができるのでしょうか。
鬼滅の刃171話「変ずる」の内容を見ていきましょう。
鬼滅の刃20巻171話のネタバレ
進む鬼化
無一郎の助けで、黒死牟の髪を食べさせてもらった玄弥。
その効力もあって、切られた胴はあっという間に繋がったが、どうも様子がおかしい。
目は血走り、鼓動はうるさいぐらいに高鳴る。
玄弥はその高揚感に気分が良くなるが、頭の中に何者かの声が聞こえ始める。
次第に大きくなる声に玄弥は気付く。
これは他でもない、無惨の声だと。
鬼化が進んでいく自らの体に戸惑いを隠せない玄弥であった。
二人の連携
柱稽古の甲斐もあり、息の合った連携を見せる行冥と実弥。
それには今まで余裕を見せていた黒死牟も、押され始める。
特に行冥を脅威と見た黒死牟は、先に実弥の方を片付けようと狙いを絞る。
実弥の刀の側面を叩きつけ破壊しようとする黒死牟。
しかし実弥は咄嗟に刃を立てることで、それを防ぐ。
痣を出現させることで実弥の速さは確実に上がっていた。
実弥と行冥は絶え間なく攻撃を繰り出すことで、ようやく黒死牟の隙を作り出す。
その隙を逃さなかった二人。
ここぞとばかりに”風の呼吸 漆ノ型 勁風・天狗風”、”岩の呼吸 壱ノ型 蛇紋岩・双極”を同時に繰り出す。
今まであらゆる攻撃を躱し、捌いてきた黒死牟だったが、これは防ぎ切れなかったのか、着物が裂ける。
ここが好機と、畳み掛けようとする二人だったが、突如飛んできた斬撃を浴びてしまう。
完全に出鼻をくじかれる形となってしまった二人。
明らかに間合いの外だったはずと、行冥は動揺を隠せない。
黒死牟は自らの刀を大きくそしていびつに、変化させたのだ。
鬼滅の刃20巻171話の扉絵とタイトル考察
今回の扉絵は玄弥が無一郎に黒死牟の髪を食べさせてもらっているところです。
本編ではすでに食べ終わり、変化が始まっています。
扉絵で物語が進行していくのは、この作品の特徴ですね。
エピソードタイトルは「変ずる」です。
これは玄弥の身に起こった変異ともとれますし、痣が出現して強くなった実弥や、変化した黒死牟の刀を表しているのかもしれませんね。
鬼滅の刃20巻171話の名台詞
今回印象に残った台詞は、黒死牟の「着物を裂かれた程度では…赤子でも死なぬ……」です。
実弥と行冥の見事な合せ技によって、派手に攻撃を食らったように見えましたが、裂けたのは着物のみ。
今まで戦いを楽しむ余裕を見せていた黒死牟が、いよいよ本気を出す、そんな空気を感じる台詞ですね。
鬼滅の刃20巻171話の感想・考察まとめ
玄弥が黒死牟の髪を食べたことにより、回復したのは良かったのですが、その身に起きている変化には不安を覚えますね。
痣が出現した実弥と行冥の連携は、黒死牟を追い詰めているように見えましたが、本気を出した黒死牟に跳ね返されてしまいます。
黒死牟の実力の底が知れません。
玄弥と無一郎も復帰できそうですが、どう戦いに加わっていくのでしょうか。
172話の展開に注目しましょう。
⇒鬼滅の刃172話