鬼滅の刃19巻164話「ちょっと力み過ぎただけ」のネタバレと感想・考察を紹介します。
前話163話で伊之助とカナヲは力を合わせ、ついに童磨を倒すことができました。
そして場面は、時を同じくして別の場所で戦っている隊士へと移っていきます。
鬼滅の刃164話「ちょっと力み過ぎただけ」の内容を見ていきましょう。
鬼滅の刃19巻164話のネタバレ
目を覚ます炭治郎
猗窩座を倒し、そのまま気を失っていた炭治郎。
焦げ臭い匂い火事かと思い飛び起きると、先に目を覚ました義勇が焚き火をしていた。
炭治郎は驚き、何をしているのか尋ねる。
すると先程の傷で血が止まらないから、刀を熱し傷口を焼くと言う義勇。
お前も、血が止まらないようだったら焼くからこっちへ来いと言う義勇に、炭治郎はたじろぐ。
そして義勇は、この戦いはまだ序盤、最終目標である無惨だが、上弦の壱や弐とも戦うことになるかもしれないと続ける。
それ聞いた炭治郎は一層気を引き締める。
そこに烏が飛んできて、しのぶ、カナヲ、伊之助により上弦の弐が倒されたことを知らせる。
上弦の肆
その頃、無限城を駆け回っていた甘露寺蜜璃と伊黒小芭内は、上弦の肆である鳴女と遭遇していた。
炭治郎たちと同じく、しのぶたちが上弦の弐を倒したという知らせを受けていた蜜璃。
自分より年下であるしのぶが、命をかけて頑張ったのだからと気合を入れ、鳴女に飛びかかる。
しかし、鳴女は目の前に障子を出現させることで難なく防ぐ。
蜜璃はその勢いのまま障子にぶつかり、跳ね返され無限城を落下していく。
すかさず小芭内が、抱えて救い出すが自らの失態に顔を赤く染める蜜璃。
小芭内に冷静に行こうと諭され、焦って力みすぎたと猛省する蜜璃だった。
その後、蜜璃と小芭内は、鳴女が自由自在に城を变化させ繰り出してくる攻撃を、飛び回ることでなんとか避けていた。
そして、その攻撃の合間を縫い、蜜璃が鳴女に近づくも、今度は開いた障子に落とされ、遠くへ飛ばされてしまう。
小芭内もあと少しのところまで近づくが、鳴女の座る足場が一気に高くなり逃してしまう。
殺傷力はそれほど無いものの、煩わしいこの血鬼術に二人は苦戦してしまう。
孤立する無一郎
一方、同じ様に無限城を駆け回っていた悲鳴嶼行冥と時透無一郎は、無惨の近くまで迫っていた。
しかし突如、行冥の後ろについてた無一郎が、飛び出した壁に押され転落してしまう。
振り返る行冥に、構わず先へ行ってくださいと告げる無一郎。
無一郎が落とされた先では、男が待ち構えていた。
なにやら懐かしい匂いがするとつぶやくその男。
無一郎が目をやるとその瞳には壱の字が。
無一郎を待ち受けていた男、それはなんと上弦の壱だった。
鬼滅の刃19巻164話の扉絵とタイトル考察
今回の扉絵は戦いを終えボロボロの、カナヲと伊之助が無限城の中を歩いているのものです。
ふたりとも涙をこぼしており、この戦いで失ったものの大きさを感じさせます。
エピソードタイトルは「ちょっと力み過ぎただけ」。
これは鳴女との戦い、出会い頭にやらかしてしまった蜜璃の心の声ですね。
珍しくコミカルなタイトルですが、実際の戦闘シーンもギャグテイストでしたね。
鬼滅の刃19巻164話の名台詞
今回印象に残った台詞は蜜璃の「ちょっと焦っちゃった、力みすぎちゃった、私何してるのかしら!!」です。
名台詞というわけではないのですが、重々しい展開が続く中、この台詞は清涼剤というか息抜きになりました。
鬼滅の刃19巻164話の感想・考察まとめ
今回は大きく分けて三つの場面に分かれてそれぞれ描かれたので、一つずつ見ていきたいと思います。
まず、炭治郎と義勇ですが、猗窩座との戦いのあと二人とも失神したままになっていたので、今回、目を覚ますところが描かれて一安心しましたね。
次に、蜜璃と小芭内対鳴女の戦いですが、これは今までの上弦の鬼との戦いとは打って変わって、コミカルに描かれていました。
とはいえ、柱二人がこの間まで上弦の鬼ですら無かった鳴女に、良いようにされているこの状況は、かなりまずいものとなりそうです。
最後に、上弦の壱と対峙することになってしまった無一郎について。
上弦の壱、黒死牟が、始まりの呼吸の剣士であることを匂わせる描写は過去にもありましたが、その血を継ぐ無一郎を懐かしい匂いがする言った事からも、何らかのつながりは間違いないかと思われます。
無一郎一人で相手にするのは、荷が重いかと思われますがどうなるのでしょうか。
165話の展開に注目しましょう。
⇒鬼滅の刃165話