鬼滅の刃16巻140話「決戦の火蓋を切る」。
ネタバレを含む個人的観点から考察していきます。
139話では、まず行冥がお館様の想いを汲んで無惨と戦う事に…。
そして終盤には柱たちが集結していました。
140話では、無惨vs鬼滅隊の続きが描かれます。
鬼滅の刃140話「決戦の火蓋を切る」、それでは見ていきましょう。
鬼滅の刃16巻140話のネタバレ
それぞれの落下後
無惨の攻撃により、屋敷の中に落ちていく鬼滅隊。
炭治郎がそのまま下落しそうになったその瞬間。
義勇が服を掴み上げ、柵内へにいる自分の方へと持ち上げてくれた。
落ちずに済んだのも束の間、安心する間も無く、炭治郎の背後を怪物が襲いかかっていた…!
それを瞬時に察知し勢いよく怪物の頸を斬った炭治郎!
しかし目の前の敵を倒すと次は襖から大量の怪物たちが溢れ出すように出てくる。
炭治郎と義勇は一気にそれらを片付けた!
バラバラと音を立てながら崩れていく怪物たち、そして義勇と二人きりになりどうして良いのか分からず固まる炭治郎…。
何を考えているか分からない瞳、そこへ義勇は行くぞと声をかけ、元気よく返事をして着いていく事となった。
伊黒&甘露寺サイド
場面は変わり、こちらは怪物と戦っている小芭内。
当たり前のように怪物を斬り裂く姿にキュンキュンしている蜜璃。
そんな様子をものともせずに怪我の確認、行くぞと声を掛ける小芭内。
行冥&無一郎サイド
場面は、行冥と無一郎へと移り、二人は怪物を斬り裂きながら進んでいる。
駆けながら会話をする二人、後ろにいる無一郎にお館様は?と聞かれ、最期を迎えられたと返す行冥。
眉をひそめ、囮になったのだろうと読みを当てた無一郎であったが、素直に認める行冥の返事を聞いて、流石に同様する。
思い出すお館様との思い出、生死を彷徨う無一郎にずっと付き添ってくれた。
涙を浮かべながら、無惨への憎しみと怒りを吐く無一郎に、行冥もただならぬ雰囲気を出しながら同意する。
実弥サイド
場面は実弥の下へ、彼はお館様が亡くなった事への衝撃で、座ったまま固まっている。
そこに襲いかかる怪物を、姿勢を変える事なく斬り裂く。
次々と湧き出てくる怪物たち、実弥はゆっくりと立ち上がりながら、涙を流し、怒りを露わにする。
伊之助、玄弥、善逸サイド
場面は変わり、伊之助、玄弥、善逸、それぞれの姿を見せる。
全員が別の場所で、それぞれの想いを巡らせながら駆けている。
しのぶ、上弦の弐との遭遇
場面は狭い廊下を歩くしのぶへと移り、彼女は血の匂いを感じていた。
襖の戸を開くと、そこには沢山の女性と見られる死体と、中心にいる人物の姿があった。
振り返ったその男は、口の周りに血を垂らしながら、笑顔でしのぶの登場に喜びを見せる…。
鬼滅の刃16巻140話の扉絵とタイトル考察
140話の扉絵は、巻頭カラーの3ページです!嬉しい!
1ページ目は漫画の一部となっています。
状況に混乱しつつ落下しながら、
無惨にダメージを与えた珠世の事を思い出しています。
炭治郎は珠世が無惨に人間に戻す薬を仕込んでいた事は知りませんが、
あの状況はしっかり見ていたんですね…。
また、2、3ページは見開きイラストになっています。
色んなキャラが描かれていますが、全員顔アップです!
上部に柱と珠世がいますが、落下後の状況とリンクしているような構図ですね。
- 小芭内と蜜璃無は同じ枠にいます。
- 無一郎と行冥は別の枠にいますが背中合わせの状態です。
- 珠世は、何故かしのぶと同じ枠に入れられています。
- 義勇の枠の下には炭治郎がいますね。
- 実弥はソロだったので、こちらでも一人枠。
そして下部は炭治郎と無惨がいます。
二人の目の焦点は合っていませんが、互いが向き合っている形に。
そして炭治郎の背景は赤、無惨の背景は青と対照的な色になっています。
上部の柱たちが赤と青が混ざるとなる紫色です。
ついに無惨との決戦の幕が切られたので、皆勝負に挑む表情をしていますね。
このタイミングにカラーをくれる週間少年ジャンプ、分かってる!
140話のエピソードタイトルは「決戦の火蓋を切る」でした。
今話はまさにその通りのお話でしたね。
それにしても、長い戦いになりそうですね…。
全員無事でいて欲しい。
鬼滅の刃16巻140話の名台詞
今話は無惨への怒りを強く見せる人が多かったですね…。
皆お館様を想って、自分の家族を想って意思を強く固めていました。
中でも私は、
無一郎「あいつ…無惨‼︎嬲り殺しにしてやる…地獄を見せてやる」
行冥「安心しろ。皆、同じ思いだ」
という二人の掛け合いが良かったです。
地獄を見せてやると言った無一郎の目には涙が。
そして行冥は1ページの殆どを使って、強い殺気を漂わせながら言っていました。
普段は無表情気味の無一郎と、泣きがちな行冥ですが、
今回は逆の表情を見せてくれましたね…。
鬼滅の刃16巻140話の感想・考察まとめ
無惨により足下を底抜けにされて、落とされた鬼滅隊ですが、
誰も落下による死を迎えなくて良かった…。
現在全員が殆どバラバラになっているので、
それぞれのストーリーが描かれそうですね。
141話は誰から始まるのか…予想がつきません!ドキドキ…