鬼滅の刃14巻122話「それは一時的な興奮状態」。
ネタバレを含む個人的観点から考察します。
121話では、ついに玉壺の頸を斬り裂いた無一郎。
そして、お喋りな玉壺の頭を真っ二つにカットしていましたね。
122話では、玉壺を見事破った無一郎のその後と、炭治郎と半天狗の戦いの続きが描かれます。
鬼滅の刃122話「それは一時的な興奮状態」、それでは見ていきましょう。
鬼滅の刃14巻122話のネタバレ
決着後の無一郎
ついに玉壺に勝利した無一郎に駆け寄る鉄穴森、しかし何やら無一郎は具合が悪そう…。
それでも鉄穴森に言葉を返していた無一郎であったが、ゲボり倒れる。
焦る鉄穴森の前に、急に小鉄が現れる。
亡霊かと混乱する鉄穴森に、自分が無事だった理由を告げる小鉄。
それは炭治郎がくれた鍔が盾になっていてくれたおかげだった。
倒れながらも鍔を見て、過去の温かい記憶が蘇り、涙が溢れ出す無一郎…。
絶体絶命、そこに現るは
場面は変わり、半天狗と炭治郎の戦いへ。
圧される炭治郎、それでも諦めないが…。
間髪を入れずに攻撃を打ち出す半天狗に、炭治郎は足に怪我を負う。
攻撃を避けようと移動する炭治郎であったが、半天狗の攻撃はとどまる事を知らない。
ついに絡み取られ半天狗に飲み込まれる炭治郎、禰豆子と玄弥も既に絡め取られている状況。
そこで突然半天狗が斬り裂かれる!
呆然とする半天狗・憎珀天の前に現れたのは…。
背中に炭治郎を負ぶった蜜璃、登場!
炭治郎を無事な所に降ろし、半天狗・憎珀天に怒りを口にする蜜璃。
対し半天狗・憎珀天も口喧嘩に負ける気なし、蜜璃は言われた言葉に衝撃と腹を立てる。
半天狗のすかさず攻撃に、焦る休養中の炭治郎、しかしそこは蜜璃。
攻撃自体を斬り裂いた蜜璃に、半天狗・憎珀天も反応を見せる…。
鬼滅の刃14巻122話の扉絵とタイトル考察
122話の扉絵は、憂いのある表情で、鴉を膝に抱え触る無一郎。
鴉、今話では登場していませんが、
決着後の無一郎には「お疲れ様」と声を掛けたくなりましたね…。
戦いの疲れで倒れたあとに、煉獄杏寿郎と家族を思い出し、涙が溢れていた無一郎。
そんな彼に何故か合うような、心が切なくなるイラストだと感じました。
また、122話のエピソードタイトルは、「それは一時的な興奮状態」でした。
・倒れた無一郎と血まみれの小鉄を見て焦りまくる鉄穴森
・過去を思い出し涙する無一郎
・半天狗の言葉に打撃と怒りを覚えていた蜜璃
上記3名とも感情の高ぶりを見せてくれましたが、それは一時的なものですよね。
すぐにピンとくるタイトルでは無かったですが、考えてみると結構そういう状態のキャラクターがいました!
鬼滅の刃14巻122話の名台詞
122話で印象に残ったセリフは、無一郎の頭の中に現れた有一郎の「頑張ったなあ」です。
本当に玉壺との戦いで無一郎は様々な面で成長しました。
そんな大勝負が終わった後です。
大事な存在であるお兄さんにそう言って貰いたい気持ち、凄く分かります。
きっとお兄さんも、こんな無一郎の姿を見たら、優しい言葉を掛けてくれるでしょう…。
私はそう思いたいです。
鬼滅の刃14巻122話の感想・考察まとめ
あれだけ戦ったら、疲れるのも当然ですよね。
頭の中でずっと思考を続けていた訳ですし、内も外もボロボロでしょう…。
しかし、無一郎が今まで縛られていたものに解放された気がして、とても良い回でした…。
後半は窮地に立たされた炭治郎たちの前に蜜璃が駆けつけてくれました!
蜜璃と炭治郎たちの合流、絶対見物ですよね。
123話も、楽しみです。