鬼滅の刃14巻119話「よみがえる」。
ネタバレを含む個人的観点から考察します。
118話では、まさかの無一郎の過去が明らかになりました。
記憶を呼び戻すと共に、更に戦いに対する想いが強くなったようです!
119話では、玉壺vs鉄穴森と鋼鐵塚の続き、そして変化後の無一郎が登場。
鬼滅の刃119話「よみがえる」、それでは見ていきましょう。
鬼滅の刃14巻119話のネタバレ
無一郎とたこ、現る
話は前話の続き、兄の最期の言葉から始まる。
そしてすぐに場面は変わり、鋼鐵塚が傷を負っても刀を研ぐその後姿にイラつきまくる玉壺が。
しかし背後に何かの気配を感じた瞬間、刀で斬られそうになる。
それはまさしく、水の膜で閉じ込めたはずの無一郎だった。
驚きを隠せない玉壺であったが、動き始めた無一郎に能力をぶちかます。
“水の膜”攻撃の次は、”巨大だこ”であった。
ボロボロの家は巨大だこによってぶち壊される。
外に放り出されても刀を研ぐ事を決して止めない鋼鐵塚に、玉壺はもう苛立ちではなく理解が出来なくなる。
だがそこはやはり玉壺、思考中であっても、巨大だこに無一郎と鉄穴森を絡め取っていた。
それも束の間、無一郎に巨大だこを真っ二つに斬られる。
無一郎は、そんな刀を作ってくれた鉄穴森に感謝を述べる。
対し謙虚しながらも涙する鉄穴森であった…。
無一郎と刀
無一郎は、刀に関する記憶を思い出す。
自分に一番初めに刀を作ってくれた人との、懐かしく温かい記憶だ。
刀を握る事への想いが増した無一郎は、巨大だこを前にする。
瞬間、バラバラに斬り裂き、玉壺の頸も狙い斬る。
それを即座に交わした玉壺は、無一郎に鈍いと指摘されるが把握できない。
次のカットで頸から血を出す玉壺、やっと言葉の意味に気付いたようだ。
そして次は全部斬ると宣戦布告する無一郎に、玉壺の心にも戦いの炎が上がる…。
鬼滅の刃14巻119話の扉絵とタイトル考察
119話の扉絵は、血を流して眠っているような姿の有一郎。手を誰かと握っています。
一面その絵が使われているので、表紙らしさもありながら、
有一郎が最期に弟に対する心情を明かす、といった今話の1ページ目でもあります。
有一郎の想いは、前話の最後のカットにも書かれていたので、その続きですね。
かなり切ない扉絵となっていますが、握ったその手が誰なのかは、言うまでもないでしょう。
119話では、双子の兄・有一郎の存在を思い出したことによって、無一郎は人間として更に強くなった事がよく分かる内容でしたね。
また、119話のエピソードタイトルは、「よみがえる」でした。
こちらは人間らしさを取り戻した無一郎を指しているのでしょう。
記憶が蘇ってきた事によって、今話では刀を作る人への感謝を感じていた無一郎。
昔の感覚がちょっとずつ記憶と共に表れているようです。
これまでの無一郎は、ロボットみたいで目に生気がない事も多かったので、よみがえる、という表現はしっくりきます。
鬼滅の刃14巻119話の名台詞
119話で印象に残ったセリフは、無一郎の「俺のために」「刀を作ってくれて」「ありがとう 鉄穴森さん」です。
表情は変わらず”無”でしたが、その”無”な所が逆に良かったですね。
いきなりの変化には読者もびっくりしてしまいますし、今まで無意識にですがこういう気持ちを無一郎は感じていたのかな、なんて想像もできるので…。
鉄穴森さんだけでなく、読者も涙してしまうような、無一郎の歴史的シーンでした。
鬼滅の刃14巻119話の感想・考察まとめ
無一郎、強さが増しております!
そして人間味も記憶と一緒に取り戻しております!
これで玉壺をやっつけられるのか、楽しみですね…!
次回は誰の場面から始まるのでしょうか。
予想もつかない120話に、期待しましょう。