鬼滅の刃14巻116話「極悪人」のネタバレと感想・考察を紹介します。
遂に上弦の肆である半天狗の首に刀をかけた炭治郎。
一行は刀鍛冶の里を守り切れるのか、重大な局面に展開が気になりますね。
遂に上弦を打ち倒すのでしょうか、それとも…?
そしてタイトル「極悪人」の意味とは。
鬼滅の刃116話「極悪人」の内容を見てみましょう。
鬼滅の刃14巻116話のネタバレ
半天狗の覚醒
遂に半天狗の本体に刀をかけた炭治郎。
しかしその瞬間、半天狗の凄まじい叫び声と共に「何か」が現れた。
その気迫に戸惑う炭治郎。
半天狗の頸は硬く、刀を入れることもままならず分離体の攻撃に弾き飛ばされてしまう。
攻撃と共に現れたのは6体目の分離体。
今までのどの分離体とも違う雰囲気、子供のような見た目に戸惑いを隠せない。
現れた集合体
新しい分離体だと思った6体目は、喜の鬼、楽の鬼、怒りの鬼、哀絶の4体が合体した姿だった。
本体である老人を除いた鬼の姿、気迫に圧される炭治郎。
半天狗という鬼は、何度も何度も窮地に追い込まれる度にその身を守る強い感情を鬼血術で具現化し、戦わせてきた鬼である。
即ち追い詰められるほど強くなる、恐ろしい鬼だったのだ。
弱き者
鬼はその凄まじい気迫と共に炭治郎達に「悪人」と呼びかける。
鬼曰く、「弱き者」、すなわち老人の鬼を斬ろうとする一行を悪と呼び、鬼畜と罵ったのだ。
その言葉に激昂する炭治郎。
お前は何人の人を殺してきた、何人の人を食べてきたんだ。
大勢の人を殺しておきながら、窮地に陥ると被害者ぶる鬼に怒りをあらわにした炭治郎は、「お前の頚は俺が斬る」と強く叫ぶのだった。
鬼滅の刃13巻116話の扉絵とタイトル考察
116話の扉絵には見慣れない武器と、誰のものかわからない腕だけが描かれています。
これは新しい6体目の鬼、集合体のものです。つまり、扉絵で新しい鬼の出現を示していたのだとわかります。
力強く握りしめられた拳から、この6体目が今までの鬼よりも強力であることがわかります。
116話のエピソードタイトルは「極悪人」となっています。
これは鬼の言う「悪人ども」よりもずっと強い言葉であり、まさしく上弦の肆の事を表していると考えられます。
老人の鬼を追い詰めた炭治郎を悪人呼ばわりした鬼こそが真の悪人、「極悪人」と称されるのでしょう。
鬼滅の刃13巻116話の名台詞
116話の最後に出てくる、「悪鬼め…!!お前の頚は俺が斬る!!」というセリフが印象的です。
今までどんな鬼にも慈悲の心を持っていた炭治郎が、初めて「怒り」でもって鬼を斬ろうとする重要なシーンであり、驚かされるとともに彼の覚悟が感じられました。
鬼滅の刃13巻116話の感想・考察まとめ
怒りに燃える炭治郎と、更に強くなった半天狗。
今までいろいろな感情を通してどんどん成長してきた炭治郎ですので、この怒りを基に更に強くなるのかもしれませんね。
一行は今までになく強力な上弦を打ち倒し、里をまもれるのか。
117話の展開が楽しみとなる回でした。