鬼滅の刃10巻88話「倒し方」のネタバレと感想・考察を紹介します。
前話87話では、妓夫太郎&堕姫と戦う宇髄の元に、炭治郎、伊之助、善逸が駆けつけました。
妓夫太郎の猛毒を受け、毒に耐性がある宇髄も少しづつ消耗しています。
戦いはどうなってしまうのでしょうか。
鬼滅の刃88話「倒し方」の内容を見ていきましょう。
鬼滅の刃10巻88話のネタバレ
四人での共闘
妓夫太郎の圧倒的な力を感じ取り、恐れを抱く炭治郎。
気弱になる炭治郎を鼓舞するように、宇髄は「勝つぜ、俺たち鬼殺隊は!」と高らかに声を上げる。
頼みの柱が毒にやられていては勝てない、と嘲る堕姫に、血だらけの頭で「余裕で勝つわボケ雑魚がァ!!」「こいつらは三人とも優秀な俺の継子だ!」と啖呵を切る宇髄。
宇髄は、二人同時に頸を切れば、兄妹は倒せる事を看破していた。
その頼もしい姿に、今は亡き煉獄杏寿郎の姿が重なって見える炭治郎。
堕姫と対峙する伊之助、善逸
善逸が目にも止まらぬ速度で堕姫に斬りかかる。
逃亡する堕姫。
伊之助は、「蚯蚓女は俺たちにまかせろ」と言って、善逸の後を追う。
屋根の上まで堕姫を追いかけた善逸は、「耳を引っ張って怪我をさせた子に謝れ」と堕姫を責める。
堕姫は笑い、ここでは女は物と同じ、使えないものに価値はないと切り捨てる。
途中から堕姫の声が、妓夫太郎のものに成り代わる。
妓夫太郎は、堕姫を遠隔操作し戦うことができるようだ。
視界を共有するための目が、堕姫の額に出現した。
妓夫太郎と相対する炭治郎と宇髄
毒を食らっている宇髄を守らなくては、と焦る炭治郎だったが、妓夫太郎の強さを感じ取り、鳥肌が止まらない。
妓夫太郎は、一瞬にして炭治郎の目前に迫る。
炭治郎は、体が反応できず固まってしまう。
炭治郎の襟首を掴み、空中に放り投げる宇髄。
逆に庇われてしまったことを、炭治郎は恥じる。
統制の取れていない戦い方を見て妓夫太郎は、炭治郎たちが継子では無いことを見破った。
鬼滅の刃10巻88話の扉絵とタイトル考察
88話の扉絵は、三コマに別れています。
上から順に、遊郭にいる人たちを避難させているマキヲと須磨、前髪をかき上げる堕姫、息を切らせて歩く雛鶴が描かれています。
瀕死の状態だった雛鶴ですが、解毒剤のおかげでなんとか歩けるまでに回復したんですね。一安心です。
88話のエピソードタイトルは「倒し方」となっています。
宇髄により看破された兄妹の倒し方、それは、二人同時に頸を切ることでした。
堕姫はなんとかなるにしても、妓夫太郎の頸を切り落とすのは難しそうです。
鬼滅の刃10巻88話の名台詞
88話に出てくる台詞の中で一番印象に残ったのは、善逸の「耳を引っ張って怪我させた子に謝れ」です。
善逸が帯に囚われる直前に、堕姫は遊郭の女の子の耳を理不尽に引っ張り、怪我させていました。
女の子に優しい善逸、ここに極まれりです。
鼻ちょうちんを出して寝ていなければ、本当にかっこいいのですが…。
鬼滅の刃10巻88話の感想・考察まとめ
堕姫が第三の目を開き、妓夫太郎と堕姫の視界・思考が共有されました。
ただでさえ連携の取れた戦い方をするこの兄妹。さらに戦いにくくなりそうです。
また、二人の鬼を倒す条件も提示されました。
まだ連携の取れていない四人ですが、うまく協力しあって二人の頸を落とすことができるのでしょうか。
次回の展開に期待しましょう。