鬼滅の刃10巻87話「終結」のネタバレと感想・考察を紹介します。
前話86話では、堕姫の背中から現れた鬼、妓夫太郎の名前が判明しました。
実の兄妹である妓夫太郎と堕姫は、連携し合いながら戦い、宇髄を翻弄します。
一方炭治郎は、伊之助、善逸と合流します。
宇髄に加勢に向かう三人。
四人で力を合わせ、鬼を倒すことができるのでしょうか。
鬼滅の刃87話「集結」の内容を見ていきましょう。
鬼滅の刃10巻87話のネタバレ
続く宇髄と妓夫太郎&堕姫の戦い
「おまえ違うなぁ。今まで殺した柱たちと違う」
宇髄を睨みつけながら、お前は生まれた時から特別な才能があったんだろう、と妬む妓夫太郎。
「俺程度でそう見えるならテメェの人生幸せだな」
俺の掌から今までどれだけの命がこぼれたか、と吐き捨てる宇髄。
だったらなぜお前は俺の毒で死なないんだ?と尋ねる妓夫太郎。妓夫太郎の鎌には、猛毒が仕込まれていた。
俺は忍びの家系だから毒は効かない、と返す宇髄に、忍びなんて江戸時代に絶えてるでしょ、と堕姫が疑心を向ける。
宇髄の過去
宇髄は忍びの家系の生まれだった。
宇髄には九人の兄弟がいたが、厳しい修行の中で、十五歳になるまでに七人が命を落とした。
生き残ったのは宇髄と弟のみで、弟は父親に生写しの冷酷な人間に育った。
あんな人間になりたくないと思った宇髄は、女房を連れて忍びをやめ、鬼殺の道を歩むことにしたのだった。
再び切り落とされる頸
毒は効かないと言った宇髄だったが、実の所、猛毒は少しずつ宇髄の体を蝕んでいた。
やっぱり効いてるじゃねえか、と笑う妓夫太郎に、全然効いてない、踊ってやろうかと軽口を叩く宇髄。
二つの刀と体術、爆薬を駆使しながら二人の鬼と戦う宇髄。
再び堕姫の頸は落とされ、妓夫太郎の首にも微かながら傷がつく。
「…お前、もしかして気付いてるなあ?」
宇髄の戦い方を見て、意味深に問いかける妓夫太郎。
「何に?」ととぼける宇髄。
戦いの隙をついて、ようやく炭治郎、伊之助、善逸が登場する。
かっこいいポーズを決める伊之助と、眠っている善逸を見て、「なんだ?コイツら…」と妓夫太郎は呆れた表情を浮かべる。
鬼滅の刃10巻87話の扉絵とタイトル考察
今回は見開きです。
87話の扉絵には、対峙する宇髄と妓夫太郎、堕姫、必死に走る炭治郎、伊之助と善逸が描かれています。
いよいよ戦いも激化していきます。
四人は無事に敵を倒すことができるのでしょうか。
87話のエピソードタイトルは「集結」となっています。
ラストシーンにて、鬼殺隊が集結しました。
力では宇髄に遠く及ばない炭治郎、伊之助、善逸の三人ですが、力を合わせて一矢報いることができるでしょうか。
鬼滅の刃10巻87話の名台詞
87話に出てくる台詞の中で一番印象に残ったのは、宇髄の「絶好調で天丼百杯食えるわ、派手にな!!」です。
毒が回りつつある事を気取られないように、大見得を張った宇髄ですが、いちいち言い回しが面白いです。
鬼滅の刃10巻87話の感想・考察まとめ
次回から、いよいよ鬼殺隊の総力戦になります。
宇髄にとって、堕姫はそれほど強く無いようですが、妓夫太郎がやっかいです。
また、兄妹が近くにいると、妓夫太郎への攻撃を堕姫がガードしてしまいます。
別れて個々に撃破していく作戦になるのでしょうか。
また、妓夫太郎が意味深に言い放った「気付いているなあ?」の真意とは…?
88話の展開に期待しましょう。