鬼滅の刃9巻75話「それぞれの思い」のネタバレと感想・考察を紹介します。
前話74話では、遊郭に潜む上弦の鬼、堕姫がついに正体を現しました。
75話では、ついに上弦の鬼と対峙することになるのでしょうか。
また、宇髄天元の3人の嫁の行方は?
鬼滅の刃75話の内容を見てみましょう。
鬼滅の刃9巻75話のネタバレ
いなくなった善逸
前話で蕨姫花魁に吹っ飛ばされ、気を失った善逸。
目を覚ますまで部屋で寝かされていたが、指南役の女性が再び部屋に訪れると、善逸がいなくなっていた。
女性は、京極屋の旦那に善逸が突然消えてしまった事を報告するが、どうせ足抜けだ、と話を聞いてもらえない。
旦那は何かに感づいている様子だったが、関わりたくないようだ。
目も合わせる事なく、「2度とその話はするな」と言って女性をあしらう。
炭治郎、伊之助が合流
一方、遊郭の屋根の上では、定期連絡のため、炭治郎と伊之助が合流していた。
「だーかーら、俺んとこに鬼がいんだよ!」と、身振り手振で鬼の姿を説明する伊之助。
興奮していて話がよくわからない伊之助を炭治郎がなだめていると、音もなく突如宇髄が現れる。
炭治郎たちに背を向けたまま、「善逸は来ない」「判断を間違えた」と表情のない顔で言う宇髄。
「お前らはもうここから出ろ」「後は俺一人で動く」と炭治郎たちに一方的に告げると、姿をくらます。
残された炭治郎たちだったが、善逸を置いて帰ると言う選択肢はなかった。
善逸も、宇髄さんの奥さんたちも、みんな生きている前提で行動する。必ず助ける、と二人は誓い合う。
炭治郎、お世話になった鯉夏花魁に別れの挨拶をする
場面は変わって「ときと屋」鯉夏花魁の部屋。
変装を解き、鬼殺隊の隊服に身を包んだ炭治郎が鯉夏花魁に声を掛ける。
お世話になった間の食事代を差し出す炭治郎。
今までは訳あって女装をしており、自分は本当は男である事を告白する炭治郎だったが、聞くまでもなく鯉夏花魁はわかっていた。
いなくなった人達を探し出す、と誓う炭治郎に、安堵の表情を浮かべる鯉夏花魁。
実は自分も、見受けのために今日で遊郭を去ることを炭治郎に伝えた。
一礼してその場を去る炭治郎。
しかし、その直後、突如鯉夏花魁の目の前に堕姫が姿を現す。
鬼滅の刃9巻75話の扉絵とタイトル考察
75話の扉絵は、女装をした善逸が物憂げな顔で遊郭の廊下に立っています。
突如姿をくらました善逸、果たして無事なのでしょうか。
75話のエピソードタイトルは「それぞれの思い」となっています。
仲間を見捨てたくない炭治郎、伊之助。
奥さんを思うがあまり冷静でなくなっていた事を悔み、単独行動をとる宇髄。
また、鯉夏花魁や、堕姫、京極屋の旦那など、それぞれの思いが交錯します。
鬼滅の刃9巻75話の名台詞
75話に出てくる中で一番印象に残ったセリフは、鯉夏花魁に男である事を告白した炭治郎の「まさかバレていたとは」です。
読者から見ると、どう考えてもモロバレなのですが、やはり鯉夏花魁にもバレていたんですね。
鬼滅の刃9巻75話の感想・考察まとめ
いよいよ動き出した上弦の鬼、堕姫。
鯉夏花魁は一体どうなってしまうのでしょうか。
姿をくらましてしまった善逸の行方は?
炭治郎達は、居なくなった人たちを助けることができるのでしょうか。
76話の展開に期待しましょう。