鬼滅の刃9巻78話「ぐねぐね」のネタバレと感想・考察を紹介します。
前話77話では、音柱の宇髄天元が、ついに3人の嫁のうちの1人、雛鶴を発見しました。
一方炭治郎は、上弦の陸である鬼、堕姫と死闘を繰り広げています。
上弦の鬼を相手に、炭治郎は戦い抜くことができるのでしょうか。
鬼滅の刃78話の内容を見ていきましょう。
鬼滅の刃9巻78話のネタバレ
堕姫との戦い
ヒノカミ神楽の三連撃により、堕姫の背後をとった炭治郎。
隙の糸が垣間見え、このまま首を切断できるかと思われたが、上弦の陸との戦いはそう甘い物ではなかった。
「遅いわね、欠伸が出るわ」と、心底退屈そうな表情を見せる堕姫。
次の瞬間、隙の糸は千切れ、炭治郎の体は勢いよく宙を舞った。
体を地面に擦るような形で何とか止まるが、次の瞬間、炭治郎の呼吸が大きく乱れる。
ヒノカミ神楽を連発した反動が来たのだった。
体を起こすことができない炭治郎の前に、堕姫が襲いかかる。
攻撃を喰らう寸前に回復の呼吸を使い、なんとか避けることができたが、このままでは勝機がないと考えた炭治郎は、必死に自分を鼓舞する。
「俺の攻撃が遅いんだ」
「体温を上げろ、もっと体温を上げろ」
以前、蝶屋敷にて38度の高熱を出した時、なぜか体の調子が良くなり、ヒノカミ神楽を連続で使えた事を思い出す炭治郎。
この戦いで守り抜きたい大切な人たちのことを思い出すと、炭治郎の呼吸の音が変わった。
単独行動をとる伊之助
炭治郎が死闘を繰り広げる少し前の「荻本屋」。
遊郭の女達が、猪の頭を被った男が屋敷を壊して回っていると大騒ぎしている。
大暴れしながら、とうとう鬼の巣に通じる穴らしきものを見つけた伊之助は、自ら全身の関節を外して、勇んで小さな穴に潜り込む。
穴の先には大きな空間が広がっており、天井からは長い帯が垂れ下がっていた。
帯の中には、たくさんの人間が描かれている。
そこは、鬼の食糧貯蔵庫だった。
捕まえた人間を帯の中に封じ込め、堕姫が好きな時に取り出して食べているようだ。
伊之助は、帯の中でぐっすり眠っている善逸を見つける。
「何してんだコイツ…」
伊之助が呆れていると、突然、帯がぐねぐねとミミズのように動き、怒り叫び出した。
鬼滅の刃9巻78話の扉絵とタイトル考察
78話の扉絵には、木箱の中で不安そうな顔を浮かべる禰豆子が描かれています。
炭治郎に「自分の命が危ない時以外は外に出るな」と言われている禰豆子ですが、兄の苦戦している様子がわかり、気が気ではないのでしょう。
78話のエピソードタイトルは、「ぐねぐね」となっています。
これは、堕姫が血鬼術で操る帯が動いた時の効果音です。
伊之助に「キモッ!!」と言われていますが、全身の関節を外した伊之助も気持ち悪さでは負けていないですね。
鬼滅の刃9巻78話の名台詞
78話に出てくる台詞の中で一番印象に残ったのは、伊之助の「俺は体中の関節を外せる男」です。
目撃した遊郭の女性が悲鳴をあげていますが、実際にそんな人を見たら失神してしまいそうです…。
そんなぶっ飛んでいるところが伊之助の魅力でもあるのですが…。
鬼滅の刃9巻78話の感想・考察まとめ
堕姫との戦いでボロボロの炭治郎ですが、呼吸の音が変わったのは、一発逆転の前触れ…?
とは言っても、上弦の鬼相手に一人というのはかなり武が悪いです。
早く誰か助太刀が来てくれることを望みます。
動き出した帯と、伊之助の戦いは一体どうなるのでしょうか。
帯の中ですやすやと眠る善逸は無事なのか?
次回の展開に期待しましょう。