鬼滅の刃9巻72話「お嫁さんを探せ」のネタバレと感想・考察を紹介します。
前話71話では遊郭に潜入していた音柱の妻達を探し出すという任務の目的が明らかになりました。
消息を絶ったくのいちたちは果たして、無事なのか?
炭治郎たちは、初体験の探索任務をやり遂げることができるのか?
鬼滅の刃9巻72話「お嫁さんを探せ」の内容を見ていきましょう。
鬼滅の刃9巻72話ネタバレ
美形がバレる伊之助
それぞれ別々の遊郭で働くことになった、炭治郎・善逸・伊之助の三名。
「荻本屋」に潜入した伊之助は、目利きのおばさんによってその美貌を見出され、前回施されていた悪趣味な化粧を拭い取られていた。
露になったすっぴんの美しさに見惚れるおばさんたちだったが、伊之助は自分の容姿の価値に気付いていない様子だった。
三味線を乱れ弾く善逸
「京極屋」に引き取られた善逸は、一心不乱に三味線を爪弾いていた。
聴覚が発達している善逸は、一度聴いた音色なら琴でも自由に再現することが可能なのだ。
自分の容姿を馬鹿にした音柱を見返してやる、と誓う善逸だった。
鯉夏と炭治郎
「ときと屋」に潜入した炭治郎だが、化粧を拭った際に顔の傷がバレてしまったため、ひとまず雑用係として働いていた。
接触することができた花魁・鯉夏に、ときと屋で消息を絶った音柱の妻の一人、「須磨」のことを尋ねる炭治郎。
嘘が壊滅的に下手な炭治郎だったが、鯉夏は質問に答えてくれた。
須磨は足抜け(脱走)してしまったらしく、消息不明とのことだった。
どうか無事でいてほしいと願う炭治郎だった。
上弦の鬼の影
自身も探索を続けている音柱・宇髄 天元は、鬼が自分の気配を隠すやり方に巧妙さを感じ、相当な実力を持つ鬼、もしかすると上弦の鬼が潜んでいるのではないかと推察していた。
一方、荻本屋で鬼の気配を探っていた伊之助は、何物かが音柱の妻の一人である「まきを」の名前を何者かが口にするのを聴いた。
伊之助に程近い部屋の中、まきをは反物のような武器で締め上げられ、拷問を受けていた。
鬼滅の刃9巻72話の扉絵とタイトルの考察
扉絵に登場したのは頁を三分割して、上から伊之助、炭治郎、善逸の三名。
それぞれ潜入先の様子を描いているようです。
今回は遊郭内での捜索活動がメインの話なので、その様子を予めピックアップしているものと思われます。
72話のエピソードタイトルは「お嫁さんを探せ」となっています。
これも、今回のエピソードをそのまま反映した命名ですね。
炭治郎・善逸・伊之助・音柱がそれぞれの方法で捜索に精を出した結果、音柱の三人の妻のうち、二人の情報が手に入りました。
鬼滅の刃9巻72話の名台詞
炭治郎「須磨花魁は私の……姉なんです」
嘘をつくことが極端に苦手な炭治郎が、すさまじい変顔になってしまうシーンの台詞です。
これまでの話数で、主人公がここまで気持ちの悪い顔になったことはなかったと思います。
そのためものすごく心に残りました。
鬼滅の刃9巻72話の感想・考察まとめ
今回生まれた疑問ですが、別々の遊郭に潜入している三人のくのいちが、どうして同時に行方不明になってしまったのか?というものです。
音柱は遊郭に潜んでいるのが上弦のような上位の鬼かもしれないと予想していましたが、隠れている鬼は一匹ではなく、互いに連携して鬼狩りに対処しているのかもしれません。
基本的に鬼は共食いするので単独行動をとるという話でしたが、例外的に動いているとしたら、無惨の指示の元に動いているのではないでしょうか。