鬼滅の刃8巻67話「さがしもの」のネタバレと感想・考察を紹介します。
猗窩座との戦いで命を落とした煉獄。
炭治郎に炎の剣士たちの手記が家にあることと家族へ残す言葉を伝えて散っていきました。
炭治郎と伊之助と善逸は失ったものに悲しみ自分の弱さに涙を流しながらも、夜が明けて戦いは幕を下ろしました。
鬼滅の刃8巻67話「さがしもの」の内容を見てみましょう。
鬼滅の刃8巻67話のネタバレ
青い彼岸花
皮膚の病があり昼間は外に出られないものの利発で良い少年を引き取れてうれしいと夫婦と数人の男女がテーブルを囲い話している。
別室の本棚の前で本を広げる少年(鬼舞辻)の前に、猗窩座が報告に現れた。
猗窩座は青い彼岸花について確かな情報も無く存在も確認できなかったと少年の姿になっている鬼舞辻に報告する。
柱を一人始末したと報告する猗窩座に鬼舞辻は「鬼が人間に勝つことは当然であり、なぜ鬼殺隊のせん滅がまだ叶わないのだ」と激高した。
遺された言葉
蝶屋敷で無限列車の戦いで怪我を負った炭治郎、伊之助、善逸は療養している。
落ち込む炭治郎のためにまんじゅうを持ってきた善逸だが、炭治郎は腹に深い傷を負いながらベッドから消えてしまっていた。
炭治郎は傷も癒えきらぬまま煉獄の鎹烏に導かれて煉獄の家へと向かっていた。
門の前では煉獄の弟千寿郎が掃除をしている。
炭治郎が「煉獄の言い残したことを伝えに来た」というと、千寿郎は炭治郎の顔色の悪さを心配した。
奥からそれを聞いていたらしい煉獄の父が酒瓶を片手に姿を見せ、「どうせ下らないことを言い残したのだろう、才能もないのに剣士になった愚かな息子だ」と炭治郎へと叫んだ。
鬼滅の刃67話の扉絵とタイトルの考察
67話の扉絵には椅子に腰かけ本を読む子どもの姿になった鬼舞辻が描かれています。
薬を扱う家に養子として入り込んだ鬼舞辻が青い彼岸花について調べている所と思われます。
67話のタイトルは「さがしもの」です。
鬼舞辻は青い彼岸花について、猗窩座にも探させているようです。
鬼滅の刃67話の名台詞
「だけどずーっと蹲ってたって仕方ないから傷ついた心を叩いて叩いて立ち上がる」
蝶屋敷で療養中の善逸の言葉です。
煉獄を失って落ち込む炭治郎と伊之助を見て善逸はそう考えました。
その言葉には確かに自分の師範からの教えが息づいています。
鬼滅の刃67話の感想・考察まとめ
煉獄を目の前で失った炭治郎と伊之助を善逸が元気づけようとしているようです。
そして鬼舞辻の探す青い彼岸花とはいったい何なのでしょうか?
鬼舞辻が薬を扱う家に入り込んでいることから、青い彼岸花で作った薬を必要としているのだと考えられます。
自分を完ぺきに近い生き物だという鬼舞辻が求めるものと言えば、日光の克服くらいでしょうか?
それを鬼舞辻が見つけてしまったら厄介なことになりますね。