鬼滅の刃6巻51話「日輪刀還る。」のネタバレと感想・考察を紹介します。
前回炭治郎は全集中の呼吸をつづけることを習得し、カナヲとの訓練に勝利しました。
姉を殺されたしのぶの代わりに鬼と仲良くする夢を託された炭治郎。
その姿を見た善逸と伊之助は差が開いたことに焦りを覚えるのでした。
鬼滅の刃6巻51話「日輪刀還る。」の内容を見てみましょう。
鬼滅の刃6巻51話のネタバレ
焦る善逸と伊之助
全集中の呼吸を会得し、カナヲの訓練をクリアした炭治郎は、訓練所で伊之助と善逸に丁寧に動きを教えていた。
二人は置いて行かれた焦りからか上手く覚えることができない。
そこへしのぶが現れ、炭治郎が会得したのは全集中・常中という全集中の呼吸を四六時中行うことで基礎体力を上げる技なのだと説明した。
初歩的な技ではあるが、会得には相当の努力を要するのでできて当然ではあるができずとも仕方ないというしのぶの言葉に奮起する伊之助。
そして同じくしのぶの一番応援しているという言葉に善逸も奮起するのであった。
二人は九日かけて技を会得した。
そこへ現れた鎹烏から打ちなおした日輪刀がもうすぐ届くと聞き、蝶屋敷の外へと鋼鐵塚を迎えに出る炭治郎と伊之助。
炭治郎の姿を見た鋼鐵塚は包丁を持って炭治郎のもとへと駆け寄ってくる。
炭治郎が刀を負ったことに激昂する鋼鐵塚。
炭治郎は必死に言い訳をするが、鋼鐵塚は炭治郎が貧弱だから刀が折れたのだから殺してやると一時間炭治郎を追い回した。
鋼鐵塚と共に蝶屋敷を訪れた鉄穴森は、伊之助の刀を打ってきたという。
伊之助の手に握られた二本の日輪刀は渋く刀らしい藍鼠色に光った。
握り心地を問う鉄穴森に背を向けて伊之助は庭へ出る。
そして石を手にすると、打ってもらったばかりの刀にたたきつけた。
それを見て激怒する鉄穴森を炭治郎は必死に謝り止めるのであった。
集められた下弦の鬼たち
階段が入り乱れる場所で髪で顔の隠れた女(鳴女)が琵琶を鳴らす。
すると一体の鬼(釜鵺)が現れた。
女が琵琶を鳴らす度にその場所に鬼が現れる。
最初に現れた鬼は、下弦の伍以外の十二鬼月の中の下弦の鬼だけが集められているのだと気づいた。
琵琶の音と共に散り散りになっていた下弦の鬼たちはいつの間にか一か所に集められ、目の前には女(鬼舞辻)が立っている。
鬼たちに平伏するよう告げたその声の主が鬼舞辻であると鬼たちは気付き頭を下げた。
鬼舞辻は下弦の伍である累が殺されたと告げる。
なぜ百年余り顔ぶれの変わらない上弦の鬼と違い下弦の鬼は弱いのだと鬼舞辻が問う。
今迄の鬼殺隊の柱たちを殺してきたのも上弦の鬼だと言い、下弦の鬼の入れ替わりの激しさを責める鬼舞辻に心の中で毒ずいた思考を見透かされた一人の鬼はその恐怖に青ざめるのだった。
鬼滅の刃51話の扉絵とタイトルの考察
51話に扉絵には炭治郎だけが訓練をクリアしてしまったことにあせる善逸と伊之助が描かれています。
51話のタイトルは「日輪刀還る。」です。
那田蜘蛛山での戦いで刀を折ってしまった炭治郎たちに、新しい日輪刀が届けられました。
鬼滅の刃51話の名台詞
「まあできて当然ですけれども、仕方ないですできないなら、しょうがないしょうがない」
「頑張ってください善逸君。一番応援してますよ」
全集中の呼吸・常中に苦戦する伊之助、善逸に対してしのぶが発破をかけるセリフです。
各々に合った言葉を使い奮起させることに成功しているしのぶは人にものを教えることが上手く、そのしのぶの継子であるカナヲの強さの理由が垣間見えました。
鬼滅の刃51話の感想・考察まとめ
炭治郎に続いて全集中の呼吸・常中を会得した伊之助と善逸。
そんな三人の手に日輪刀も戻りました。
そして下弦の鬼を招集した鬼舞辻。
累が殺されたことで下弦の鬼が弱いということに腹を立てています。
どうやら鬼舞辻は鬼の考えていることを読み取ることもできるようです。
下弦の鬼たちは一気に炭治郎たちへの刺客として放たれてきたりしてしまうなんてこともあるのでしょうか?