鬼滅の刃6巻49話「機能回復訓練・前編」のネタバレと感想・考察を紹介します。
禰豆子が人を襲わないことを柱たちの前で証明することができた炭治郎。
その存在が公認のものとなった禰豆子と共に、しのぶの蝶屋敷で療養を行っています。
先に療養中だった伊之助と善逸も炭治郎と再会を果たしました。
体が回復してきた炭治郎たちに、しのぶは機能回復訓練へと移ると告げるのでした。
鬼滅の刃6巻49話「機能回復訓練・前編」の内容を見てみましょう。
鬼滅の刃6巻49話のネタバレ
訓練の開始
那田蜘蛛山での戦いで蜘蛛になる毒を喰らった善逸は、胡蝶しのぶの蝶屋敷で薬を飲み日光を浴びて療養をしていた。
完全に蜘蛛になっているものは人に戻れても後遺症が残るというが、呼吸で毒の回りを遅らせていた善逸に後遺症は残らない。
耳のいい善逸だがしのぶから感じる音は規則性がなく少し怖いのだという。
だが蜘蛛にされた人々を治療するその姿は女神のようで、その女神に体力を戻すための機能回復訓練へと連れていかれた炭治郎と伊之助はやつれ、ふらふらとした足取りで戻ってくるのだった。
何をしているのかわからぬまま、翌日から善逸も訓練への参加が控えている。
翌日恐怖におびえながら善逸は訓練場へと足を運んだ。
並んで座る炭治郎、伊之助、善逸の前に立つアオイは訓練内容の説明をした。
まず、硬くなった体を三人の少女(きよ、なほ、すみ)がほぐし次にカナヲと湯飲みを持ち上げる前に相手に抑えられた場合湯飲みは動かせず、その前に薬湯を掛け合うという反射訓練を行う。
そして最後にアオイとカナヲと共に全身訓練として鬼ごっこを行うというのだ。
善逸はその説明にうなだれる二人を引きずり庭へと出すと女の子と触れあって訓練をしていたのに死んだような顔をしていたのかと伊之助を殴った。
善逸はその言葉の通り、伊之助でさえ涙がでるような激痛を伴う体のもみほぐしも笑顔でこなし、薬湯の掛け合いではアオイに勝利するだけではなくかっこつけてまで見せた。
負けず嫌いの伊之助もアオイ相手に順調に訓練をクリアしていくが、カナヲを相手に躓いた。
誰もカナヲの湯飲みを押さえることも、カナヲを捕まえることもできず三人には五日間負け続ける日々が続いた。
カナヲとの違い
負け慣れない伊之助はへそを曲げ、善逸は諦めに入り訓練場を訪れるのは炭治郎一人になってしまった。
二人の分も頑張り勝ち方を教えようと張り切る炭治郎ですが、負け続けてさらに十日が経過した。
カナヲと自分の違いを探す炭治郎。
まず反射速度、匂いが柱のそれに近いこと、そして目が違うように炭治郎は感じていた。
訓練を終えて廊下を歩く炭治郎へ声をかける三人の少女。
薬湯をかけられて濡れそぼった炭治郎に三人は手拭いを手渡し、全集中の呼吸を四六時中できているかと問う。
少し使うだけでもきつい全集中の呼吸を四六時中使うことなどできるのかと聞く炭治郎に、三人は柱やカナヲはそれをしているのだと言った。
それを聞いた炭治郎は礼を述べてやってみることに決めたのだった。
鬼滅の刃49話の扉絵とタイトルの考察
49話の扉絵はベッドで療養中の善逸です。
蜘蛛の毒を喰らい蜘蛛になりかけた善逸は手足が縮んでしまいました。
49話のタイトルは「機能回復訓練・前編」です。
回復してきた炭治郎たちは訓練所での機能回復訓練へと挑戦します。
鬼滅の刃49話の名台詞
「お前が謝れ!お前らが詫びれ!天国にいたのに地獄にいたような顔してんじゃねえええええ!」
炭治郎と伊之助から遅れて訓練へと参加した善逸のセリフです。
訓練で女の子と触れ合えることに喜んだ善逸はこの言葉の勢い通り最初はアオイ相手に順調に訓練をクリアしていました。
鬼滅の刃49話の感想・考察まとめ
傷の癒えてきたの炭治郎たちは機能回復訓練へと移りました。
ですが同期のはずのカナヲにどうしても勝つことができない炭治郎たち。
訓練に参加しなくなった二人と違い、炭治郎は独り励みます。
なほ、きよ、すみの三人が炭治郎に教えた全集中の呼吸を常に行うということはカナヲと柱たちは実践できているようです。
少なくとも、それをすることが柱へと近づく第一歩のようですね。