鬼滅の刃1巻2話「見知らぬ誰か」のネタバレと感想・考察を紹介します。
2話では炭治郎が初めて鬼と戦闘をします。
もちろん鬼の急所を知らず日輪刀は手にしていません。
頭部が胴から離れても戦闘を継続する鬼を相手に斧や頭突きで闘う炭治郎はどうにかしてトドメを刺そうと決死の覚悟で小刀を手にしたその時、あの人が現れます。
鬼滅の刃1巻2話の内容が知りたい方は参考にしてみてください。
鬼滅の刃 1巻2話のネタバレ
禰豆子と共に
村の農民に籠と藁を譲り受けた炭治郎は代金の受け取りを固辞する農民に
「納めてください。小銭ですが」
と叩きつけて代金を支払い禰豆子が居る洞窟に戻る。
日に当たるのを避けて穴を掘って隠れていた禰豆子は会話できないままだけど炭治郎の願い通りに籠に隠れ、背負われて山に入る。
日が落ちた山中で二人はお堂を見つけた。
鬼との邂逅
お堂に近づいただけでわかる血の匂い。
大怪我をした人が苦しんでいると思った炭治郎が飛び込んだその場所は人食い鬼が正に人に喰らいついている所だった。
鬼は縄張りを主張し
「俺の餌場を荒らしたら許さねぇぞ」
と言った後の二人の反応に訝り、人間が居ると悟る。
瞬間、鬼は炭治郎に襲いかかるが炭治郎は手にした斧で鬼の頸動脈を切り裂く。
鬼との戦闘
人間なら即死したであろう炭治郎の一撃は確かに鬼の頸を切り裂き血が噴き出していたが瞬く間にその傷口はふさがり次ぎ瞬間には炭治郎を押さえ込み頸を折ろうとしてきた。
その刹那炭治郎を押さえ込んでいる鬼の頭を禰豆子が蹴りとばした。
まさに鬼の頭は胴から引き離され彼方に飛んでいったのだった。
自分の命が助かった事よりも鬼とは言え、その命を奪った事に驚愕している炭治郎に鬼の胴は鋭い爪で襲いかかる。
そこをまたしても禰豆子の蹴りで鬼の胴は炭治郎から引き離された。
鬼の頸は「なんで鬼と人間がつるんでるんだぁああ」との絶叫をしている時、胴は禰豆子に襲いかかる。
炭治郎が斧で鬼の胴に攻撃しようとすると腕を生やした鬼の頸が飛んできて斧の刃先に食らいつく。
武器を封じられた炭治郎は咄嗟に頭突きをした。
鬼にも通じる炭治郎の頭突きだった。
炭治郎の両手は鬼の髪の毛を強く掴み更に強烈な頭突きでさすがに鬼も意識が薄くなった瞬間に斧を頸もろとも木に打ち付けた。
崖上で禰豆子を攻めている胴に体当たりした炭治郎は鬼の胴と落ちるところ間一髪で禰豆子に腕を捕まえられて引き上げられた。
木に打ち付けた鬼の頸にトドメを刺そうとしたその時現れた男が言った
「そんなものではトドメを刺せん」
鬼滅の刃 2話の扉絵とタイトル考察
2話の扉絵は禰豆子と炭治郎で上に禰豆子・下に炭治郎が居ます。
そして二人は右手で互いの腕を掴もうとしているように見えます。
2話の後半で崖から堕ちる炭治郎を禰豆子が掴まえたシーンのイメージでしょう。
エピソードタイトルは「見知らぬ誰か」。
これはラストに登場するあの人でしょう。
※次話参照
鬼滅の刃 2話の名台詞
こっ!!
殺してしまった!!
いやでも相手は鬼だから…!!
炭治郎のセリフです。
吹き出しではないので声にならなかった心のセリフですね。
生あるものの命を絶つ事の恐怖。それを成した禰豆子は鬼ではない。
いや人に戻れる筈と信じる炭治郎の心がよくわかります。
鬼滅の刃 2話の感想と考察
お堂で邂逅した鬼ははじめ二人を鬼と認識したのは何故でしょう?
鬼として人間を食らっているときで夜中の山中のお堂に人間が来る筈がないと思ったのもあるだろうけど、人間の気配以上に鬼の気配が禰豆子から出ていたのではないでしょうか。
禰豆子の潜在能力を示していたのかもしれません。