鬼滅の刃19巻169話「地鳴る」のネタバレと感想・考察を紹介します。
柱の中で最強と噂されている悲鳴嶼行冥と同じく上弦の鬼の中で最強とされる黒死牟がついに激突します。
悲鳴嶼は本格的な戦闘シーンは初となるので興奮が止まりません。
鬼滅の刃19巻169話のあらすじと考察が知りたい方は参考にしてみて下さい。
鬼滅の刃 19巻169話のネタバレ
まず【鬼滅の刃】19巻169話のネタバレのあらすじを見ていきましょう。
実弥への戦闘中断指示
実弥はすでに普通の人間なら内臓が出ているほどの重症を負っている。
悲鳴嶼はそんな実弥に即腹部の傷を縫うよう指図する。
いつも周囲に対して強気な態度で振る舞う実弥でさえ、敬語で答え大人しく悲鳴嶼の命令に従う。
悲鳴嶼VS黒死牟
一人で臨戦態勢にはいる悲鳴嶼の肉体を透き通る世界で見通す黒死牟。
三百年ぶりに会う強者に興奮し笑みをこぼす。
悲鳴嶼が鉄球を回すことで空気が彼のもとに吸い寄せられている。
最初に仕掛けたのは悲鳴嶼。
二撃目も悲鳴嶼が繰り出し、両手から武器を離している。
三撃目まで間があると思いきや岩の呼吸、弐の型「天面砕き」が黒死牟の頭上を襲う。
まだ続く悲鳴嶼の攻撃は黒死牟の頸を鎖で捕らえようとしている。
刀で鎖を斬ろうとした黒死牟が、斬れないいことに気づき咄嗟に屈んで回避した。
悲鳴嶼の武器の完成度が非常に高く、自身の肉体から作られている刀は破壊されると黒死牟は理解したのだ。
しかし、間合いに入れば問題がないと悲鳴嶼に斬りかかる。
宙に飛んで躱した悲鳴嶼はそこから攻撃を続ける。
一連の動きを見て驚嘆する黒死牟。
鎖が刀に巻き付き折られる。
そして両者が型を繰り出す。
岩の呼吸、肆ノ型「流紋岩・速征」VS月の呼吸、弐の型「珠華ノ弄月」
すでに刀を再生し無傷の黒死牟と、顔に一太刀浴びてしまった悲鳴嶼。
このままでは負けると判断した悲鳴嶼は、なんと両腕に痣を出した。
鬼滅の刃 19巻169話の扉絵の考察
鬼滅の刃19巻169話の扉絵は移動を始める義勇と炭治郎が描かれています。
19巻164話以降二人が出てこず、炭治郎が手紙を読んでいる姿が19巻166話の扉絵になっているだけです。
この扉絵の続きとなるように169話の扉絵は描かれていますね。
注目すべき点は炭治郎の顔に汗が出ていることです。
傷が深く体調が悪いと考えることもできますが、手紙の内容によって動揺しているとも想像できます。
日の呼吸の剣士が無惨と戦った時の話が手紙にどのように書かれていたのか、さらにを興味を引く扉絵になっています。
鬼滅の刃 19巻169話のタイトル考察
鬼滅の刃19巻169話のタイトルは「地鳴る」です。
これは悲鳴嶼が鉄球を回していたときに黒死牟が感じた空気の引き寄せらている状態を指していると捉えられます。
そのように捉えられる理由を説明しますと、地鳴るに近い地鳴りという言葉を耳にしますね。
地鳴りは地面の振動が空気に伝わる音として聞こえるというものです。
地鳴りは岩石でできた地面に起こる振動によるものだと聞こえやすくなっています。
そして、悲鳴嶼は岩の呼吸の使い手です。
そんな彼が回す鉄球により空気に影響がある様子を強調したタイトルと考察することができます。
地鳴るとあえて語尾を変えたのは上記のように考えさせるためだと思います。
鬼滅の刃 19巻169話の謎・考察ポイント
鬼滅の刃19巻169話の謎・考察ポイントは
- 実弥の謝罪
- 黒死牟の武器再生
- 悲鳴嶼が痣を発現
の3つに注目していきます。
実弥の謝罪
黒死牟に追い詰められていたといはいえ大人しく悲鳴嶼の指示に従う実弥。
さらに普段から言葉遣いの荒い彼が敬語で謝ります。
このシーンから悲鳴嶼が柱メンバーの中でも別格なのだと確信できますよね。
また、実弥が敬語を使うのはお館様とあまねにだけだと思っていましたが、悲鳴嶼も対象のひとりでした。
黒死牟の武器再生
黒死牟の刀を悲鳴嶼が折ったので、これはいけると嬉しくなったのも束の間でした。
自分の肉体と同じく刀も瞬時に再生できるのです。
きっと悲鳴嶼も武器を使用不能にすれば有利に戦えると思ったはずです。
一方で武器破壊が無意味になるよう刀を造り出していると考えれば、月の呼吸以外に血鬼術など鬼特有の攻撃はしてこないとも考えられますね。
悲鳴嶼が痣を発現
最後のコマで両手に広がる痣を悲鳴嶼が発現させました!
温存しておきたかったというセリフから、すでに痣の出し方を体得していることも分かりますね。
黒死牟に一太刀浴びたとはいえ、無一郎や実弥よりも遥かに善戦しています。
さらに痣をだしたので、黒死牟を倒せるかもと期待大です。
黒死牟の強さに絶望感が大きくなっていたので嬉しいですね。
この調子なら悲鳴嶼も炭治郎のように透き通る世界を使って黒死牟に対抗できるかもしれません。
鬼滅の刃 19巻169話の感想まとめ
鬼滅隊最強VS上弦最強の戦いが始まりました。
黒死牟のように悲鳴嶼の強さに興奮してゾクゾクしてしまいます。
刀も体のように再生できるということで黒死牟の強さにはヒヤッとします。
実弥も他と扱いを変える悲鳴嶼が、痣を出して黒死牟撃破なるか!?
次回も引き続き悲鳴嶼にゾクゾクさせられたいですね。
⇒鬼滅の刃170話