鬼滅の刃5巻41話「胡蝶しのぶ」のネタバレと感想・考察を紹介します。
41話では姉蜘蛛鬼の話になります。累の部下としての過去回想の後、柱である胡蝶しのぶと戦います。
柱の実力は凄まじいものでした。
鬼滅の刃41話の内容を知りたい方はご参考ください。
鬼滅の刃 5巻41話のネタバレ
まずは【鬼滅の刃】5巻41話「胡蝶しのぶ」のネタバレのあらすじを見ていきましょう。
姉蜘蛛鬼の過去
姉蜘蛛鬼は初めて累の癇癪にあったことで焦っている。
切断された首を繋げて走りながら、自分が塁の妹蜘蛛鬼になった過去を振り返る。
累は鬼狩りへの恐怖心から仲間を求めた。
血のつながりのない鬼に自分の能力を与え、姿かたちを似せ、家族として呼び合う。
それが累の家族という蜘蛛鬼たちの正体であった。
姉蜘蛛鬼は塁の叱責を受ける他の蜘蛛鬼たちを見ながら、自分はあんな馬鹿じゃないと彼らを見下していた。
そのため、失敗をすぐに挽回しなければと焦っているのだ。
そして回想は終わり、妹蜘蛛鬼は鬼殺隊員と遭遇する。
胡蝶しのぶ登場
相対した鬼殺隊員は村田であった。
彼が刀を振り下ろす間もなく姉蜘蛛鬼は独自の能力で村田を追い詰める。
溶解の繭、これに包まれると溶解液によって体がどろどろに溶かされる。
刀では切れないほどの強度があり、村田は絶体絶命。
そこに蟲柱・胡蝶しのぶが現れ、妹蜘蛛鬼に背後から語りかける。
すかさず繭の糸を展開ししのぶを捕らえようとするも全て避けられる。
しのぶからの圧迫感に危機を悟った妹蜘蛛鬼は嘘をついて油断を誘おうとする。
その場しのぎの嘘などお見通しのしのぶは、拷問を受けてくれれば妹蜘蛛鬼の罪を許すと言う。
残酷な提案に激昂した妹蜘蛛鬼に対し、しのぶが蟲の呼吸、蝶ノ舞「戯れ」で攻撃。
鬼の頸が切れない剣士
目で攻撃を追えなかったことに動揺する妹蜘蛛鬼だが、頸を斬られていないので安堵する。
しかし、毒が回り倒れる妹蜘蛛鬼。
なんとしのぶは腕力がなく鬼の頸を斬れないが、鬼を殺せる毒を作った蟲柱なのである。
日輪刀も刃の両端しかない特徴的なものを握るしのぶは、話しかけている妹蜘蛛鬼がもう息絶えたことに気づいた。
鬼滅の刃 5巻41話の扉絵の考察
鬼滅の刃 5巻41話の扉絵は蓮の咲く池の水面にしのぶが立っているように描かれています。
こちらに背中を向けているのでしのぶの表情は見えずミステリアスな感じです。
水に沈まず立っているので、しのぶの未知なる力があるように見えますね。
鬼滅の刃 5巻41話のタイトル
鬼滅の刃 5巻41話のタイトルは「胡蝶しのぶ」です。
しのぶは4巻28話で初登場し、5巻35話で瀕死の善逸のもとに舞い降り、とうとう実力を明らかにしました。
鬼の頸を斬れないながらも、全ての攻撃は回避し、蟲の呼吸、蝶ノ舞「戯れ」のみで鬼を撃破。
伊之助を助けた義勇といい、柱の強さには胸が熱くなりますね。
鬼滅の刃 5巻41話の謎・考察ポイント
鬼滅の刃 5巻41話の謎・考察ポイントとして
- 塁は「あの方」のお気に入り
- しのぶの残酷さ
- 鬼を殺す毒
の3つが挙げられます。
塁は「あの方」のお気に入り
妹蜘蛛鬼は回想で塁は「あの方」のお気に入りだと言います。
3巻18話で手毬鬼朱紗丸も無惨を「あの方」と呼んでいたので、塁は無惨に気に入られているということです。
塁は無惨直属の配下十二鬼月のひとりなので当然と言えば当然です。
同話で珠世が「鬼は群れず、共食いする」といっていましたが、塁たち家族はそれに反しています。
弱い鬼に能力を分けることも無惨は塁に許可していたようで、大分目をかけていますね。
しのぶの残酷さ
可愛らしい容姿に丁寧な言葉遣いの蟲柱胡蝶しのぶ。
優しそうな半面、妹蜘蛛鬼に目玉を出すとか内臓を引きずり出すといった拷問を提案しました。
大丈夫!と笑顔でしめくくろうとする当たりサイコパスを感じてしまいます。
しかし相手は鬼なので、彼らに対する嫌悪感からそういう態度にさせているとも考えられます。
鬼を殺す毒
しのぶ自身で鬼を作ったということですが、どのように作るのでしょう?
日輪刀の原料である鉄を粉や液体にするとか、鬼が嫌う藤の花をすりつぶして刃に仕込むのか気なるところです。
また、他の隊員でも扱うことができるんでしょうか。
もし多くの人が使えるなら非力な女の子でも鬼殺隊になっているものが多くいそうですね。
鬼滅の刃 5巻41話の感想・考察まとめ
妹蜘蛛鬼が鬼殺隊員をどんどん殺していってしまうのかと思えば、しのぶにあっさり倒されてしまいました。
しのぶの回避能力と彼女自慢の毒はさすがは柱と言えます。
前話で炭治郎が塁の頸を斬りましたし、次回で那田蜘蛛山編は終わりそうですね。
ただししのぶが禰豆子を見たら拷問と言い出しそうです。
また妹とはいえ鬼を連れている炭治郎に対しどんな反応をするかと思うとはらはらします。