東スポの『ひふみん伝説』はねつ造?加藤一二三もツイッターで抗議

【内容をサクッと説明】

  • 2017年7月2日、東スポが元プロ棋士の加藤一二三(ひふみん)さんの年収が一億円と報じた。同時にギャラ交渉などに関して、誹謗中傷するようなねつ造記事を一面掲載したとして炎上している。
  • 調べてみたところ、同年6月29日、似たような内容の記事がネットメディアから発表されていた。東スポはこの記事を根拠にして記事作成を行なった可能性がある。
  • また、ねつ造したと話題になっている「年収一億円」のネタ以外にも、ネットメディアを情報源にしたと見られる話題が多数確認できた。

加藤一二三(ひふみん)が引退!「幸せな棋士人生をありがとう」に涙

2017.06.20

加藤一二三のプロフィール

出典:https://www.shogi.or.jp/

愛称:ひふみん
出身地: 福岡県 嘉麻市
生年月日:1940年1月1日 (77歳)
職業:元プロ棋士(2017年6月20日引退)

加藤一二三(ひふみん)のねつ造記事で東スポが炎上

2017年7月2日、東スポが元プロ棋士の加藤一二三(ひふみん)さんを中傷するねつ造記事を一面に掲載したと炎上している。


web版の東スポ記事を見てみると、以下のような内容だった。

  • 年収一億円を稼いでいる
  • 藤井四段のフィーバーに乗っかってギャラ交渉
  • 各局のギャラを比較してテレビ局のディレクターに揺さぶりをかけている
  • 「金銭面でひふみんを真似してほしくない」と藤井四段を心配する声がある

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/

ギャラ交渉は自ら行い、会見では自伝の出版構想もブチ上げた。商魂のたくましさは折り紙付きで、このままいけば年収は1億円に迫るとも…。

後継者指名された藤井聡太四段(14)に「“ひふみん化”しないで!」と真顔で心配する声も上がっている。

「個性的なキャラクターもあり、各局から引っ張りダコ。すでに半年先までスケジュールは埋まっているそうです。ツイッターでメディア対応の案内を告知し、ギャラ交渉も自分でやっている」(テレビ関係者)

また別のテレビ関係者は「各局のギャラを比較し、将棋さながらに担当ディレクターに揺さぶりをかけている」という。

出典:yahooニュース

加藤一二三がツイッターで抗議

上記した東スポ記事を見た加藤一二三さんは、ツイッターで

「ねつ造記事に困惑している」
「なぜあんなに悪意を持たれるのか」

と抗議しており、連盟を通して正式に抗議する意思も表明している。

東スポがねつ造記事を書いた根拠

東スポがねつ造記事を書いた根拠のひとつとして、6月29日に加藤一二三さんの懐事情を探る記事を執筆した、ネットメディアの存在が挙げられる。

ネットメディアが発表した記事のタイトルは以下の2つ。

  • 藤井聡太フィーバーでウハウハ!「ひふみん」加藤一二三九段の“裏の顔”って!?
  • 加藤一二三九段に囁かれる意外な一面 お金にがめついことで有名?
内容は

「加藤一二三さんは昔から金にがめつい」
「藤井クンフィーバーが続く限り、テレビ局から引っ張りだこ」
「ひふみんは各局のギャラを比較して交渉している」

といったものだった。

出典:http://news.livedoor.com/

ひふみんは、昔から金にがめついことで有名なんですよ(笑)。文化人枠といえど、時の人なので、NHK以外の局では1回10万円以上のギャラが発生していてもおかしくはない。それをいいことに、ひふみんは早くも各局のギャラを比較し、将棋の対戦さながらに、担当ディレクターに揺さぶりをかけているそうです(笑)」

出典:livedoorニュース

東スポの記事内容と比較すると、内容がよく似ていることがわかる。

また、どちらの記事にも実名が一切登場せず、加藤一二三さんにインタビューを行なっていない点もそっくりだ。

ちなみに、ライブドアニュースにも取り上げられたこの記事の出所は『日刊サイゾー』

東スポと同じく、日刊サイゾーの記事の信用性もあまり高くないとされている。


ひふみん伝説もネット情報

もちろん東スポが「この記事を根拠にした」などの発表を行なったわけではない。

だが、可能性はけっして低くないだろう。

東スポが「年収一億円」のあとに記述していた「ひふみん伝説」も、大半がウィキペディアやネットメディアに記載されている既出情報である。

  • 東スポが記述した「ひふみん伝説」

中でも将棋界で語り草となっているのが「滝を止めた」伝説だ。

自前で持ち込んだ電気ストーブを親切心で神谷広志八段に向けたところ「顔が熱い」と怒られた。

対局中でも賛美歌を口ずさんだり、祈ったりと、独特の“ルーティン”で関係者をビックリさせた。

南口繁一九段の門下だったが師匠の死後「世話になっていない」として剱持松二八段の門下に“移籍”した。

大の猫好きでも知られ、東京・三鷹市の集合住宅の自宅庭でノラ猫に餌を与えていたが、近所からの糞害や車を傷つけられるなどの苦情を聞き入れなかったため、2008年、餌やり中止を求めた住民訴訟を起こされ敗訴。

出典:yahooニュース

  • ウィキペディアで紹介されている加藤一二三のエピソード

箱根の温泉旅館「天成園」での対局時に人工の滝の音が耳障りであったため、滝を止めさせた。

将棋会館の暖房は音がして気が散るため、電気ストーブを好んでいる。電気ストーブを用いた際に相手も寒くないようにと等距離に配置したものの顔に当たり熱かったため、嫌がらせと誤解を受け、位置を是正した。

対局中、いい状態を持続させるために祈ったり歌を歌ったりする。

当初の師匠は南口繁一九段であったが、1998年に、剱持松二八段の門下に変わった(変えた)。

2008年12月、自宅マンションそばで野良猫を餌付けしたため、糞尿をまき散らされるなどの被害を受けたとして、マンションの他の住人や管理組合から、餌やり中止と慰謝料など約645万円の賠償を求める訴訟を起こされた。2010年5月13日、東京地裁は原告の訴えを認め、加藤に餌付け中止と慰謝料204万円の支払いを命じた。

出典:wikipedia

ちなみに、猫の餌づけでトラブルを起こし、敗訴した話には続きがある。

加藤一二三さんは起訴される以前から、ほぼ一人で野良猫の避妊や去勢手術を行なっており、最終的に4匹前後まで野良猫が減っていたというものだ。

ウィキペディアには、この後日談が記載されているが、東スポの記事には記述されていない。

また「入れ歯を入れたら頭の回転が悪くなった」という伝説も、以前、大きな話題になっていたもので、サクッと情報部でも取り上げたことがある。

NHK「あさイチ」にゲスト出演した際には、有働由美子アナウンサー(48)に「歯が抜けているのに、なぜ入れ歯を入れないのか?」と聞かれ、15年ほど前に入れ歯をつけて対局に臨んだが、「入れたら頭の回転が止まってしまったから。あの時が人生最大の危機だった」と芸人並みの回答で笑わせた。

出典:yahooニュース

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2017.05.27

まとめサイトと同程度の情報収集能力で一面記事を作成してしまった東スポ。

数ヶ月前にも、ねつ造記事を発表して炎上していました。

ラルクアンシエルの内紛と解散を報じた東スポがファンの批判で炎上!

2017.04.18

ねつ造がお家芸となってしまわないよう、もう少し慎重に記事を作っていく必要があるのでは…?







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