埼玉県警が成人向け漫画家に注意喚起!毎日新聞が偏向報道か

【内容をサクッと説明】

  • 2017年6月12日、強制わいせつ事件に影響を与えたとして、埼玉県警が成人向け漫画家に「配慮してほしい」と要請していたことがわかった。
  • この報道に対してネット上では「表現の自由を奪う行為だ」と批判が集まっている。しかし一方で「作者の発言と報道の内容が違う」と指摘する意見もあり、毎日新聞の報道を「偏向報道ではないか?」と疑問視する声もあった。
  • ここでは、報道記事と問題になった成人向け作品の作者であるクジラックス氏のツイートを比較する。

埼玉県警が成人向け漫画に注意喚起

2017年6月12日、埼玉県草加市で発生した強制わいせつ事件に影響を与えたとして、埼玉県警が成人向け漫画家に「配慮してほしい」と要請していたことがわかった。

「放射能の調査」と称し少女の体を触ったとして、埼玉県警に強制わいせつ容疑などで再逮捕された男(35)が「成人向けの同人漫画をまねてやった」と供述したため、県警が漫画の作者に模倣した犯罪が起こらないよう配慮してほしいと要請していたことが分かった。

出典:毎日新聞

この強制わいせつ事件は、2016年1月8日に発生。

容疑者は女子中学生の自宅に「放射能を調べる調査をしたい」などと言って侵入。

「死にたくなければ声を出すな」と脅して体を触ったとされる。

毎日新聞の報道

毎日新聞のネットメディアは、埼玉県警の要請を受け、漫画家が「少女が性的被害に遭うような漫画は今後描かない」と了承したと報じている。

県警は今月7日に漫画家を訪ね、作品内容が模倣されないような配慮と、作中の行為が犯罪に当たると注意喚起を促すことなどを要請した。漫画家は「少女が性的被害に遭うような漫画は今後描かない」と了承したという。

出典:毎日新聞

ネット上の反応

ネット上では「表現の自由を奪う行為だ」と埼玉県警を批難する声が相次いでいる。

報道を問題視する声

一方で「注意勧告を受けた漫画家が言っていることと違いすぎる」と報道を疑問視する声も多い。

中には「毎日新聞が偏向報道を行なっている」という声もあった。


漫画家・クジラックスのツイート

はたして埼玉県警は本当に、漫画家が「今後描かない」と了承するような注意勧告を行なったのだろうか?

注意勧告を受けた成人向け漫画の作者であるクジラックス氏は、2017年6月11日・13日に以下のツイートを投稿している。

ツイートの内容をまとめると、

  • 内容は「報告と相談」といった感じ
  • 何を思って描いたか等、リビングで小一時間話した
  • 警察はとても誠実な態度
  • コンプライアンスを徹底させてるのか終始へりくだっていた
  • 菓子折りとお茶飲みながらもっとふにゃ~っとした会話
  • 広報に伝えますので~という了承はとってたのでリークではない
毎日新聞が報じていた「今後描かない」などの言葉は発見できなかった。

また、埼玉県警も執筆禁止を求めるようなことはなく、丁寧に申し入れを行なったようだ。

違法DLがはびこる業界

近年、成人向け漫画業界では作品の違法ダウンロードが広まっている。

クジラックス氏と埼玉県警が違法ダウンロードの取り締まりについて話をしていた、ということからもわかるように、今回の事件の容疑者も違法ダウンロードで作品を閲覧した可能性があると見られる。

また、今回の事件ではメディア関係者が違法ダウンロードで当該作品を閲覧するという炎上事件も発生した。

石井孝明ジャーナリストが違法DLで表現の自由を主張しツイッター炎上

2017.06.14

成人向け漫画というと、それだけで批判の対象とされてしまう風潮。

暴力描写がある漫画やアニメも、子どもに悪影響を与えると批判されることが多い文化です。

悪いのは犯罪者であって漫画やアニメに罪はないはずなのに…残念ですね。







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