厚生労働省が年金格差をごまかすマンガを掲載して怒りの声が殺到

【内容をサクッと説明】

  • 2017年5月11日、厚生労働省の公式HPに掲載されているマンガが、年金格差をごまかしていると話題に。
  • ネット上では「高齢者が苦労したから今の日本がある。だから年金格差は仕方がない」という内容だと誤認されているが、実際には「格差がなくなると個人の負担が大きくなる」と説明。
  • しかし最終的に「少子化が年金格差の原因」といったオチに繋がっており、ネット上では厚生労働省に対する怒りが爆発している。

厚生労働省の年金格差マンガ

2017年5月11日、厚生労働省の公式HPに掲載されているマンガ『世代間格差の正体~若者って本当に損なの?』が、年金格差をごまかしていると話題になっている。

たしかに、ネット上で取り上げられた掲載マンガの1ページには、「高齢者が苦労したから今の日本がある。だから年金格差は仕方がない」と受け取られかねない表現が記載されている。

出典:https://twitter.com/

厚生労働省の説明

本当に厚生労働省は「高齢者は苦労したぶん年金が多い」と主張しているのだろうか?

公式HPに掲載されているマンガから、厚生労働省の主張を紐解いてみた。

まず、厚生労働省がこのマンガを掲載した目的は「公的年金の世代間格差を説明すること」だ。

説明は以下のようにされている。

出典:http://www.mhlw.go.jp/

話をまとめると、

  • 年金がない時代には、家族が高齢者を養っていた。
  • 年金システムによって、高齢者を養う負担が軽減された。
  • 現在も高齢者の年金を減らせば、家族の負担が大きくなる。
  • よって、若者と高齢者の年金格差を埋めたところで若者の負担は同等。
  • ひとりっ子の家庭は現在よりも負担が大きくなる可能性もある。

これが、厚生労働省の説明・主張だと考えられる。

年金格差から少子化問題へ

しかしながら、厚生労働省が年金格差問題をごまかしていない、とも言い切れない。

マンガの後半部分では、話の流れが大きく変わり、年金格差の対策として少子化問題を取り上げている。

 

出典:http://www.mhlw.go.jp/

マンガのオチは、職員の女性が娘をお見合いパーティーに誘うというもの。

若者が少子化を招いたことが原因で年金格差が起きた、と受け取られかねないオチではある。

ネット上の反応

ネット上では、厚生労働省に対する怒りの声が高まっている。

少子化も年金格差も逃れられない問題。

ごまかすことなく、ひとつひとつの問題に対して適切な対応を望みたいところだ。







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