世界仰天ニュースで放送された人気声優・松来未祐の闘病生活まとめ

【内容をサクッと説明】

  • 2017年5月9日、バラエティ番組『ザ!世界仰天ニュース』で人気声優・松来未祐さんの闘病生活が取り上げられた。
  • 彼女が闘ったのは、日本であまり知られていない難病・慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)。
  • この記事では番組内容と慢性活動性EBウイルス感染症についてまとめた。

松来未祐のプロフィール

出典:http://pink-burst.info/

本名:松木美愛子
出身地:広島県 呉市
生年月日:1977年9月14日
職業:声優
2015年10月27日(38歳) 他界

EBウイルスと闘った松来未祐

2017年5月9日、日本テレビ系バラエティ番組『ザ!世界仰天ニュース』で人気声優・松来未祐さんの闘病生活が取り上げられた。

ここでは、番組で放送された彼女の闘いをまとめていく。

松来未祐の闘病生活

松来未祐さんの体に異変が起きたのは、2013年9月ごろ。

連日38~39℃を超える熱が出て、翌朝になると下がる。

一週間ほどで症状がなくなるも、慢性的に高い熱が出る。

しかし、どれだけ色んな病院を回っても原因は不明だった

出典:youtube

病気はさらに進行し、突然、声が出なくなったことも。

番組収録の直前に発声できなくなり、声を出せないまま出演したこともあった

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首のリンパ節が腫れたこともあったという。

痛みはなかったものの不安は募るばかりだった。

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MRI検査など、さまざまな検査を受けるも原因が判明しない。

EBウイルスは専門医の診療を受けなければ、発見が難しい病気だといわれている。

 

連日の高熱も続いていたが、肝機能が低下し、薬を処方してもらえなかった。

顔がパンパンにむくんでしまい、隠すことはできないと事務所に打ち明けた。

 

しかし、

「迷惑はかけませんから、オーディションがあったら教えてください」

「私、仕事をしてないとそっちのほうが病気になっちゃいそうだから」

と休養を申し入れることはなかったという。

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だが病状が改善されることはなく、2015年6月30日、呼吸困難で救急搬送された。

酷い肺炎を起こしており、レントゲン写真は真っ白になっていた。

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それでも松来未祐さんの仕事への情熱は失われなかった。

 

入院中、見舞いに訪れた声優仲間に対して「悔しいよ。早く仕事したいよ」と語っていたそうだ。

免疫力が低下し、口の中がただれてスープなどの柔らかいものしか食べられない。

母親が病院から帰宅し、一人になると涙が止まらなかったという。

 

広島にいる父親には、こんなメールも送られてきたそうだ。

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そんな中でも、ファンには明るいメッセージを発信していた。

明るく振舞うことで、自分を奮い立たせていた

出典:https://twitter.com/

造血幹細胞移植を行なうために、ドナーを探していたが兄とはHLAの型が一致せず。

骨髄ドナーの中から一致する人を探すことになった。

 

白血病の治療などでもわかるように、骨髄移植のドナーを見つけることは難しい。

だが、松来未祐さんは諦めなかった。

 

9月14日には大勢の友人と一緒に、38歳の誕生日を祝った

出典:youtube

その誕生日パーティーの中で撮られた肉声が残されていた。

番組内でも放送された音声はこちらで聴くことができる。

その後、病状はさらに悪化。

誕生日から数日後、悪性リンパ腫が全身に転移し、脳にも腫瘍ができてクモ膜下出血を起こした。

 

出典:youtube

松来未祐さんは声優になってから、父の誕生日に毎年ネクタイを贈り続けていた。

 

亡くなる前日、父はスーツ姿で病室を訪れ「はよ元気になって、来年のネクタイ買うてくれよ」と訴えた。

松来未祐さんは小さく頷いたという。

 

そして、2015年10月27日――松来未祐さんは38歳という若さで他界した

出典:youtube

松来未祐さんが亡くなったあと、「少しでも多くの人にこの病気を知ってほしい」と友人や声優仲間がさまざまな活動を行なっている。

今回の番組も松来未祐さんと両親の願いによって、制作されたものだという。

慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)

松来未祐さんが闘った慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)は、EBウイルスによって引き起こされる病気だ。

日本人成人の9割がEBウイルスに感染しており、通常は潜伏している。

しかし、T細胞やNK細胞に感染が広がると、これらの細胞が異常増殖し、発熱や皮膚炎、悪性リンパ腫など、さまざまな病気を引き起こす。

治療法は白血病と同じく、抗がん剤の投与や骨髄(造血幹細胞)移植など。

唾液などを介して感染するEBウイルスが、免疫をつかさどるリンパ球内で増殖し、内臓や血管などの炎症、皮膚炎、悪性リンパ腫など多岐にわたる症状を引き起こす。発症メカニズムは不明で、治療法は確立されていない。現状では、炎症を抑えるステロイド剤や抗がん剤の投与、正常なリンパ球を増やすための骨髄(造血幹細胞)移植などの治療が行われている。

出典:毎日新聞

4つのチェック項目

CAEBVのチェック項目は4つある。

  • 原因不明の発熱を繰り返す
  • 首のリンパ節が腫れる
  • 虫刺されの痕が水泡になり、全身の発熱が起こる
  • 日光があたる部分に繰り返し水泡ができる

これらの症状があらわれ、おかしいと感じた時は病院で血液検査を受けることが推奨されている。

出典:youtube

松来未祐さんは完治したら病気のことを公表し、いろんな人に知ってもらおうと考えていたそうです。

自分と同じ苦しみに遭う人が、少しでも減ってほしいという願いがあったのだと思います。

一人でも多くの方が、慢性活動性EBウイルス感染症(CAEBV)と、松来未祐さんのことを知っていただければ幸いです。







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